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カテゴリ:2011ハイパーのんちゃんライフ
我が家は、下の妹と2人暮らし。
食料品のストックは普段から決まったものは安売りの時にちょっと多めに買う程度。 私自身、そんなにインスタントカップメンは食べないのだけど、妹は今学生をやっているので、時間短縮のときやお弁当代わりに食べるので、自分のためにと言うよりは主に妹用に常備で数個ストックしてる。 どちらかと言えば私用になるのはインスタント袋メン。 しかも、『チキンラーメン』は好きで、安売りの時[m:58]5袋パックを1~2パックストックしてる(食べちゃってない時もある)。 あとは、カレールウとか愛用の『ミツカン味ポン』とか、めんつゆ。 冷凍庫には激安の挽肉とか牛肉、冷凍うどんくらい。 一番多いのはお菓子。 妹も私もおせんべい、スナック菓子、駄菓子、お酒のおつまみ系がスキだから、そういうのはなんとなくストック(っていうほどないけど)されてる。 私の住む町は、3/11の大震災当日から、ライフラインは途絶えることなく来た。 精神的にまいってしまっていた私のために、妹がコンビニに行き、ちょうどタイミングよく届いたお弁当を買ってきてくれて食べた(私は普段コンビニ弁当はあまり食べない)。 ガスを使うのが怖かったのだけど、電気が問題なく使えたのでまったく不便は無かった。 その後は、家にあるものをボチボチ食べた。 計画停電の実施中に限ってお腹が空いたりもした。 3/16お昼に久しぶりに外食にも出た。 ちょうど、大き目の余震がお店の席に着いた時にあって、寝不足と運動不足とストレスで気分が悪くなってしまい、頭痛とめまいの中食事をした。 その後、不足するものを調達すべく、ダメもとで、イオンとドンキとダイソーを回った。 欲しかったモノは、予想通りなくて、お菓子ばっかり買ってきてしまった[m:205] 買い物してた時、気づいたことがあった。 3/17今日の夕方に銀行から出金するためにコンビニに行こうとしたら、近くのスーパーがあいてたので、寄ってきた。 一通り食料品でほしかったものを買ってきた。 コンビニに行き、ATMで無事に出金。 コンビにでも夕食のおかずにサラダを買い足した。 この時にも、同じことを思った。 そう。 食べるものがたくさん並んでた・・・ということ。 共通して『ない』ものは、カップめんだけだった。 3/15午後のイオンの食品売り場は空の棚が目立った。 計画停電に向けて、火を使わないものが軒並み皆無だった。 パン売り場は異様だった。 いつものメーカーのパンは姿を消していた。 おそらく、いつもとは違う取引先の商品、大震災の影響を受けなかったメーカーや卸売業者の品物がズラーーーーッと並んでいた。 季節品(草もち、桜もち)や、大福などがいつものパン売り場を占拠していた。 幕張のドンキは店内がいつもとは違う意味で雑然としていた。 店内中埃っぽくて、砂まみれって感じだった。 あまりの状況にすぐに店を出てしまったのだけど、無いものとしては生理用品の売り場がガラガラになっていた。 ダイソーも品物はたくさんあった・・・。 私がほしかった物・・・懐中電灯(あったものが壊れてしまった)は、当然のようにどこにも無かった。 インスタントラーメン、お米、納豆、懐中電灯、単1~3電池、蝋燭はどこにもなかった。 今日寄ったスーパーにはお一人様1個限りでお米が売ってた。 牛乳も卵も肉も野菜も魚も目立ってないものはなかった。 パン売り場にも、(おそらく影響の少なかったメーカーのものが)食パンも菓子パンもいろいろたくさんあった。 お店は買占めを見越して菓子パンを補充したんだろうけど、ずいぶん在庫があった。 店を出る頃、店内アナウンスで「菓子パン全品3割引、お一人様何個でもOKで~す」と流れてた。 私は戻ることもせず、店を出た。 皮肉にも食料は大震災の大被害地じゃなければ、慌てなければ手に入る。 余るほどに・・・。 あの山積みの大福はまさか廃棄にまわらないよね・・・? あのパンは・・・ 今、色んな形で被災地の仲間たちを救おうと、なかまたちが時に自身の危険をも顧みず、また自身の資財を快く差し出して動いてくれている。 私はその義援金の端数くらいのことしかしてないけど、好きなアーティストが言っていたように、可能な環境にいる人間は、外食をしたり、いまある生活をそのまままっとうすることで、必ず力になると信じて、『ふつうの生活を心がける』ことにした。 あの日、私も大きく揺れた中にいた。 家が倒壊しなかっただけ、津波をかぶらなかっただけ。 冷たい泥水の中で息絶えたのは私だったかもしれない。 忘れるわけがない。 なぜ、文句を言いながらもTVを消せずにいるのか? ここでも、あそこでもつぶやいているのか? ひとごとじゃないからでしょ? でも、買いだめは必要ないよ。 きれいなお皿で、あたたかいものを、きれいに手を洗ってたべられるんだから。 40年近く前のオイルショックを生きた世代の方々は、わかっていても不安で仕方ないのかもしれない。 小さな、食べ盛りの子供を抱える親は、我が子の空腹を想像できないのかもしれない。 でも大丈夫。 日本は高度経済成長をしてきた国。 今、凍えてお腹を空かせて、傷ついている同士に暖かいものが一刻も早く届き、それが継続されるように、冷静に、『普通に』生活しないといけない。 身の丈の義援金と冷静かつ普通の生活・・・これが私たちのすべきこと。 そう思うんだけど、私はね。 買い物・・・したよ。 お菓子と、リサイクルショップで好きなブランドのバッグが格安だったから衝動買い。 不謹慎? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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