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カテゴリ:食
刃物を作るときの熱処理の方法。
昨日のインド料理の際、先生から面白い話を聞いた。 インドではアーユルヴェーダの考えにより、体に良いとされる食べ物でも 時間や温度、季節などの要素により食べ方が変わる。 (このあたりは詳しくは亜莉さんに聞いたほうが良いね~) で、基本的にはどんな野菜でも、冷やしたものは食べないという。 吸収率も下がるし、体を冷やすし、味もわからなくなる。 スパイスの香りだって、感じにくくなってしまうから。 だからサラダも冷やさない。(冷やす手段が無いとも言う?) それ以外に、歯を守るため、温度により食べる順番があるというのだ。 刃物を作る手法、焼入れ。 これは熱した鋼を急速にジュっと冷やす方法。 刀など鋭い切れ味の刃物ができるが、刃こぼれしやすくもろい。 対して焼きなまし。 ゆっくり自然に冷めるに任せる。 すると切れ味はイマイチでも、農機具などに向く刃物ができる。 これと同じ考え方で、熱いものを食べた後すぐ、冷たいものを口に すると、歯がもろくなると言うのだ。 日本のような恵まれた歯科事情とは異なるインドでは、歯は一生もの。 その大切な歯を少しでも長く丈夫に使うための知恵なのだそうだ。 だからアイスクリームを食べながら熱いコーヒーは飲まない。 熱いラーメンの後に、冷たい水もダメ。 そんな話を聞きながら作った料理は ☆サモサ:スパイス入りの皮でカレー風味のマッシュポテトを包み 揚げたもの。揚げ物だけど軽くてサックサク。 ☆チキントマトスープ:トムヤムクンのインド風(?) スパイスや生姜の辛さのハーモニーがトマトでサッパリ。 ☆チャナ豆サラダ:ヒヨコ豆のサラダ。もちろん常温です。 ライスもチャパティも無く、カレーらしくないメニューが新鮮でした。 休日のランチ向きかも。 今回でビギナーコース終了、そして私は見事シャンツァイを克服。 もう無いと物足りないほどに! 次回からはベジタブル&ビーンズクラスです。ますます楽しみ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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