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カテゴリ:GSX-R1000・電装系
先日省電力化のために導入したLEDテールランプ。電流を測定すると確かに減ってました。テールランプとブレーキランプの光度差もありそう。車検では点灯の視認距離もあるみたいですが、ノーマルより明るかったので、これも大丈夫そう。 なのでだいたい良さそうなんですが、残る車検時の懸念点は・・・、色?ライセンスプレートには白、と決められているので、白色のLEDバルブをチョイス。ライセンスプレート部は当然白になってOKですが、LED特有の強力な白色光に引っ張られて、ノーマルの赤レンズを通すとオレンジ色っぽい感じが強調されてるように見えました。赤系統ではあるがちょっと心配。なのでひと手間。金曜日帰宅時、家に入る前にLEDバルブを外して宅内に持ち込みました。 寿命と明るさを犠牲に、色味を赤によせてみることに。要は赤く塗ってみます。ただ、バイク特有のライセンス用ランプを兼ねないといけないので、赤白の塗り分けが必要です。 はじめからそういうバルブはバイク用には見かけるけど、光拡散ディフューザー仕様はみつけることができませんでした。粒々LEDはあるけど、粒々、キモいと感じるのは自分だけ? 塗り分け部を決めるため、一度テールカウルにLED球を組み付けます。 段差ピン仕様なので天地は確定されてます。ライセンスプレートが来る側まで塗ってしまわないようにマスキング。どれくらい白部を残すかは・・・、なんとなくのイメージでトライです。 これが今回用意したランプカラー。LEDにも対応、ってあります。ディフューザー仕様は珍しいだろうから、素子に直接塗れる、っていう意味なのか?今回はディフューザーに塗るのでちょっと安心。そもそも寿命が短そうなLEDなのに、熱的にはシビアにすると思われる塗膜。交換頻度はあがるかもだけど、これだけあれば数回は塗れます。 紙コップにぶっ差してスプレー!宅内スプレーはいつも家族に怒られます。 重ね塗り加減がわからない。 重ね塗りすれば赤味は増すと思うけど暗くなる度合いが読めない。3回くらい塗ったかな。いや、結構垂れやすいです。しかも乾いてきて確認したらムラがあるなー。まあ、重ね塗りしすぎるのも怖いので今回はやめておきます。 説明書きをみると乾燥まで1週間放置、とかあります。無理、待てない。金曜の深夜、塗布後数時間後にはマスキングを剥がして、光度テストしてみました。 スマホアプリを使って明るさをチェック。ノーマル球より暗くなってなければいいです。ノーマル球を測定。テールランプ、ブレーキランプ、それぞれ測定。60ルクス、300ルクスの結果でした。 ランプカラーを塗ったLED球はぱっと見暗くなってます。中の光ってる素子が見える。サングラスみたいな効果?暗くてもノーマル球同等ならいいです。測ってみると・・・、いろいろ数値は振れるけど、低くても、ノーマル球と同じ程度の数値が出ました。 光度差も5倍は確保できてます。 あとは色味がどうなるか。テールカウルに組付けてみます。ライセンスプレート側は塗ってないので白く光ってくれるはず。 ACアダプターを使って点灯試験。ライセンスプレート側からみると、白そうです。車載してみないとわからないけど、大丈夫そう。 じゃあ、後方からの色は。前回アップした画像に、今回の着色バルブを使用した画像を並べてみます。 無着色LEDバルブよりは赤味が強くなった気はします。なにか客観的に判断する方法はないか調べていたら、いいサイトがありました。画像を放り込んだら、使われている色味と量を示してくれるというもの。比べてみると、ノーマルは明るいピンク系の発色でしょうか。 ノーマルLED球はやっぱり橙色もありそうです。 最後に着色LED球。橙色のテイストは減って、赤の主張が増えてるのが見て取れます。ただ、ノーマルよりは暗めと言えそうです。 暗いといっても計測結果的には明るさは同等。ちょっと撮影角度が違うので、結果に差はあるかもですが、明るさと引き換えに色味を変更できたようです。イコール、放熱性が悪くなって寿命にも悪そうですが。 ひとまず気になっていたことに手を加えてみました。それにしてもいろんなアプリ、測定ソフトがあるものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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