カテゴリ:moter bike
ここからタンデムです。
「こんな坂上がれるの?」と家内が聞くぐらいの急坂ですが、110ccなので坂途中からでも加速する力強さです。 すぐに吉野の伽藍の中心・金峯山寺です。 参道に駐車場がありません。 門前の饅頭屋さん横に駐車し・・・ここはそれ、朝食用に饅頭を数個お持ち帰りします。 山門をくぐってすぐのスペースで饅頭を頬張ります。うまい。 修験道開祖の役行者さんが開いた修行の地です。 吉野~大峰山~熊野本宮~那智大社と、修験道の修行の地が紀伊半島に広がっています。 仏教寺院と少し雰囲気が違うんだよね。 天台宗や真言密教などの厳しい修行を伴う古い仏教に近い雰囲気があります。 家内によると、吉野線の途中の駅で、修験道行者スタイルの方が数人降りたそうです。 在野修行者が、濃くやってくる地です。 現在の修験道・修行者の中心地・洞川まで、吉野~熊野本宮間の峰伝い熊野古道(奥駈道)の一部を、これから辿ります。ワクワク。 吉野山を奥に入っていきます。 山道なのでぐにゃぐにゃ曲がり、方向感覚がおかしくなります。 詳しい地図を持ってこなかったので、「水分神社」を目指していたら、いつの間にか急坂の下りになり、眼下に宿などの集落が見えてきました。 これは元の場所に戻ってしまいそうです。 山内地図を見ると、「金峰神社」を目指さなければいけないみたい。 さっき、それとの分岐をこっちに来てしまいました。 Uターンして、「金峰神社」まできました。 道路の中央に停めても、迷惑などかかりそうもない交通量ほぼゼロの道でした。 でも、神社前には、4月1ヶ月間の一方通行のお知らせが立っています。 すごいな吉野山の桜。 横に、「林道・吉野大峯線」の注意事項が書いてあります。 路肩保全・法面落石防止が不十分なので、降雨・降雪時はスリップの危険があります。20km/h以下で走行。 夜間・濃霧時の走行を避ける。 見通しの悪い場所での駐車を避ける。と、書いてありました。 いよいよです。GO! 徒歩で熊野本宮を目指す熊野古道と何度も交差しながら、舗装林道が続きます。 標高は800m・1000mオーバーと、高所の峰を回りながら進むので、ぐっと気温は下がり、右に左に紀伊半島の峰が雄大な景色を提供してくれます。 この熊野古道は、さすが修行の道でもあり、わざわざ山頂に登り返して熊野を目指すようです。 忘れたころに車が駐車されています。 きっと山登りの方の車でしょう。 この道から上がるのであれば、意外に簡単に上がれるかもしれません。 黒滝村と天川村との分岐に着きました。 夜なんか歩くと、熊に食われてしまいそうです。 ここまで、法面の崩れは無数にありました。 道の1/3ぐらいまで土砂が来てるところもありました。 路上に川が流れてるところもありました。 木々の根の仕業か、路面陥没なのか、道がうねってるところもあります。 20km/h以上出せません。 この道は、台風や梅雨の大雨の後は通行止めになってる公算大です。 道の脇に滝が落ちてるところがありました。 記念撮影。ヤマボウシの木が白いシャッポを綺麗に被っています。 川上村と天川村との分岐に来ました。 ここは、僕がバイク免許を取って、最初のロングツーリングで来た場所です。 R309で天川村に入り、r48で戻ろうと思ったら、あまりにハードな道だったのでUターンし、ここからR169に抜けました。 ここからは、既走路です。 「大天井滝」がありました。 これは見事な滝です。寄り道してパチリ。 前回は、滝だとわかったけど、坂に停車できずにスルーしました。 今見ると、全然急坂ではありません。 あの時は、ニュートラルでサイドスタンドでしか駐車出来なかったので、少しの坂でもバイクが動き怖かったです。 今はいつでもギア入れて停めるから、バイクは動きません。平気です。 「五番関トンネル」通過。 登山者の車が数台停まっています。バスも1台。 前回もバスが停まっていました。 きっと修行バスですよね。 ここから上がる五番関に、修業の場があるのかな? TVで見た岩の上から足を持ってもらって下を覗く行場かも? 思い返せば、前回、ここでバイクの初コケしました。 バイクを停めて、ステップ出したつもりが、出来っておらずバイクを下りたらゴロンとバイクがなりました。 微妙な傾斜でビビっていたのでしょう。 今見れば、なんてことない傾斜です。 3年で成長しました。 案内板とか見てると、家内が「五番関」と書いてある登山道を登っていきます。 「何処行くの?」と聞くと、「え、登らないの?」だって。 ヘルメットに付けた「クールロボ・イージートーク」で無線会話してるから、すぐ後ろに僕が続いていると思ってたみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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