猜疑心
嗚呼、この曲。全てが鮮明に思い出される。要らないと言われたあの日、心に癒えない傷を負った日。その傷を癒すのは貴方ではなく、多分他の誰かなんだと思う。貴方に癒せたとしても、それは無限大のリスクを負う羽目になる。**********************手を繋いだら、行ってみよう。燃える様な月の輝く丘に迎えに行くから、そこに居てよ。欠片でも良い、君の気持ち知るまで今夜僕は寝ないよ。**********************そんな事、言われてみたかったと思う。乙女趣味なのか何なのか、良く判らないけど。聴いた瞬間、涙が浮かんで、思わず零れそうになって力込めて涙腺閉めたっけ。もう一度、手を繋ぎたい。もう一度、迎えに来て欲しい。もう一度、私の気持ちを知って欲しい。もう、そんな事怖くて考えられない。私は遊ばれていたのだとしか思えない。完全になんて信じられない。