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カテゴリ:商業・会社
商法大改正を前にして、新たな有限会社の設立がかなり増えているようです。私もその恩恵にあずかって…というほどではないですが、いくつか依頼や問い合わせが来ています。 いま敢えて有限会社を設立するメリットはブログの中で何度か述べていますが、 1.資本金が少なくても設立ができる(資本金300万円) 2.株式会社に課せられる決算公告を行う必要がない 3.取締役の任期に関する規定を置かなくて済む(株式会社は最長10年、しかし任期は必要) となります。この点について詳しくは過去のブログをご覧ください。 この他に、現在においてはもう2つのメリットが考えられます。 それは、 4.設立の登録免許税が6万円で済む 5.「有限会社」と敢えて掲げる事ができる まず4.ですが現在の有限会社は設立の登録免許税が最低6万円~となっています、一方で株式会社の設立は最低15万円から、この差は9万円です。 商法改正後は新たな設立会社は株式会社のみ(合名合資合同会社は敢えて除く)です。また改正後の設立の登録免許税は恐らく最低6万円ではなく、最低15万円に統一されるのではと考えられています。(まあ、値下げっていうのは現在の状況では考えにくいでしょうね…(^_^;) 仮に今有限会社を設立して、改正後に株式会社に組織変更するにしても、設立で6万円+組織変更で6万円(予定)=12万円となり、改正後に設立するよりも登録免許税が少なくなる可能性があります。 まぁたかが?3万円の差ですが、このされど3万円です。そのため、いま会社を設立したいと考える人もいるかもしれません。 次に5.ですが、これは次回に… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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