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カテゴリ:映画
うかうかしている間に『クヌート』の東京上映が終了してしまっていて軽く傷心気味な mocchi です(泣)。
ところで昨日は仕事が休みだったので、都心に出て久しぶりに映画のハシゴ鑑賞をしてきました。 昔は都心でしか上映していない映画を仕事帰りに観に行ったり、休みに観劇と併せてハシゴ鑑賞なんてこともよくやってましたなぁ…(しみじみ)。 で、観に行った映画はと言うと、角川シネマ新宿で上映中の『縞模様のパジャマの少年(原題:『THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS』)』と、日比谷のTOHOシネマズ シャンテで上映中の『グッド・バッド・ウィアード(原題:『THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD』)』の2本で、午前中はハンケチ片手にダァ泣きし、午後は思わず声を出して笑ってしまうと言う、全くタイプの違う作品の映画鑑賞でした。 結局、『縞模様のパジャマの少年』は原作を読まずに観に行きましたが、今回はそれで良かった…かも。 てか、具体的な原作のない歴史モノを観る以外は、基本的に自分の場合は事前学習をせずに観た方が、余計なことを考えずに俳優の演技や演出等から読み取ろうとする力?が発揮出来るっぽい…と言う結論にやっと落ち着きましたですよ。 映画の出来がイマイチだと、たとえ秀作だと評判が高くても原作を読む気力は一気に無くなってしまうんですが(…)、気に入った時にはむちゃくちゃ原作を読みたくなるので、おかげで今日は映画が終わったその足で本屋へ直行、只今原作本を読書中です。 映画の内容はと言うと、ホロコーストの悲劇をナチのエリート将校を父に持つ少年ブルーノの視点から描いた作品だったんですが、物語の進み方がまさに子供視点を主にして描かれているので、大人の世界を隙間から垣間見ているような感覚がどこかもどかしく、そのもどかしさから観ている間にだんだんと自分の子供時代の感覚を思い起こさせられるようでした。 そして恐れを知らない無邪気な子供の世界と、複雑で残酷な大人の世界が交錯した時のその衝撃と言ったら…。 知らぬが仏、親の因果が子に報い、本当は怖いグリム童話…なんて単純なたとえだけでは言い表せないぐらいに、ドイツの田舎を舞台にした寓話的な物語の中に、斬新でありながら普遍的で、そしてどの世代にも訴えかけるような、出来れば色んな人に観てもらいたいと思うような深く考えさせられる映画でした。 俳優陣も素晴らしくてね…。 特にブルーノの家で下働きをさせられていた男を演じていたディヴィッド・ヘイマン氏の演技が…ブルーノに対して過去の職業を話すシーンが…あんな短いシーンでも泣ける時は泣けるもんなんですね。 あと、この映画の鑑賞目的は半ばブルーノの父親役を演じていたデイヴィッド・シューリス目当てでしたが、やっぱりハズさなかったわ。 ルーピン先生素晴らしい…。 見事に穏やかな家庭人の顔と残酷なナチ将校の顔が同居しとる。軍服も似合い杉だし。 どうせナチ将校役を演じるなら、トーマスさんにもこう言う役をやって欲しいなぁ…。 ちなみにどーでもいいことですが、自分基準の好み顔の中にトーマスさん枠っつーのがあって、その中には勝手にデイヴィッド・ウェナムとD・シューリスとリーアム・ニーソンを入れとりますです(<ホントに超どーでもいい)。 『グッド・バッド・ウィアード』は韓国での公開当初から日本で公開される日を今か今かとお待ち申し上げておりましたが、やっと公開されましたですよ長かったですな。 いやでもお待たせさせられた甲斐がありましたよなかなか面白かったっす♪ ただ案の定、屍累々(爆)、痛いシーンも多く韓流恋愛ドラマスキーな女性が好みそうな内容とは決して思えませんが、CGに頼らないリアルなアクション大好き&楽しみたい方には超オススメですよ。 特にチョン・ウソンのアクションシーンはどこをとってもカッコ良かったです。 お顔は超イケメンと言うほどでもないと思うんですが(<いや好きですよ私わ)、さすが元モデル、手足が長いもんだからカウボーイハットにロングコートをなびかせて銃身の長いライフル銃を操る姿が様になるったら…。 特に疾走する馬上で手綱も持たずに撃ちまくるシーンには惚れ直しましたよ! でも、役的にも演技的にも1番美味しかったのはソン・ガンホだと思うな。 ひとりで観客の笑いをいちいちかっさらってましたよ兄貴。しかもそれは仮の姿ですよさすがです兄貴。 でもって意外とビョン様は美味しくなかったな。 むくつけき男たちを引き連れている姿はまさに掃き溜めに鶴状態で、ギャングのボスと言うよりはドSな女王様でしたけどね(<その表現もどーなの)。 ちなみにまたもやどーでもいいことですが、この映画の主演3人はワタクシの男遍歴(大違)もとい韓流遍歴の大半を象徴しておりました。 ハマった当初はイ・ビョンホンで、その後にチョン・ウソンがきて、今はソン・ガンホの出演作なら大体観ていると言う…ってやっぱり落ち着くところはオヤジですか自分(爆)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/09/06 09:04:36 AM
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