安らかに・・・
千葉県館山市にある 「かにた婦人の村」を訪ねましたかにた―とは、そこを流れている小さな川の名前です。カニが、チョロチョロはっているタンボという意味でしょうか?そのほとりに、身も心も疲れはてた女性たちが集まり肩よせあって生きてきた、共同体なのです。 かにた婦人の村パンフレットより 前日に載せたスイセンが咲いていたのは、そこに行くまでの道でしたここは 旧海軍砲台跡です「かにた婦人の村」は、長期婦人保護収容施設で、知的障害者、精神障害者、また身体障害を併せ持った、社会復帰が困難と思われる女性が、日本全国から集まり、生活しているところですお米、野菜を作り、パンを焼き、縄文人のように焼き物を作るそこに入所している方の中には、帰る場所もなく、生涯を終える方もいらっしゃる遺骨は会堂の地下の納骨堂に眠っているそうです この鐘は、吉永小百合さんが寄贈したそうです丘の一番高いところに、「噫(あぁ) 従軍慰安婦」と刻まれた石碑がたっていました海が見下ろせるきれいな場所です私は、何もできないけど 安らかに眠ってくださいと、祈りました