|
テーマ:九州 旅と食(1340)
カテゴリ:星見
金星食、しかも、接食が観察できるかも?ということで、五島の久賀島へ行ってきました。
こんな感じのやつ(StellaNavigatorで作成)。 21:18時点で高度が1.2度とめちゃ低いんですけどね。めっちゃ明るい月と金星で水平線に沈むところなら、見られる可能性はある。ま、子供の頃に行ったきりだった五島へちょっと行ってみたかったってのもあります。 さて、当日。予報通り、天気はよくありません。笑。 バイクで行ってターミナルの駐車場に止めようと思ってたけど、雨だとクルマだなぁ、ということで、実家にクルマを止めて、ターミナルまでテクテク歩いていきました。旅行用の折りたたみ傘が見つからなかったので、普通の傘を持って星見遠征に出かけるっつーのもなかなかオツでございます。 五島までは船で行きます。フェリーかジェットフォイルか迷いましたが、一緒にいく連れの方の予定が入ってた関係で、今回はジェットフォイルで往復することにしました。ジェットフォイルが海の上を爆走している姿は何回も観てましたけど、ついに乗ることになりました。これは水中翼船にジェットエンジンを積んでるらしく、すごく速いので五島まで1時間半ぐらいで行ってしまいます。子供の頃行ったときは、家族みんなで二等客室で雑魚寝しながら行った記憶があるので、隔世の感がありますね。 フェリーターミナルに着いて、切符を買っているとUさんが大きいリュックで登場しました。うーん。私も買っただけで眠らせているオスプレイでくればよかったかな。 「その傘は?笑」 「折りたたみがみつからなかったんです。裸の大将みたいでしょ?」 ひとしきり笑いも取れたみたいです。 さて、出発。この橋は長崎港にかかる女神大橋です。 あっという間に五島の福江島に着きました。風があったけど、ジェットフォイルはあんまり揺れませんでした。すごいね。福江港からは連絡船に乗り換えて、久賀島を目指します。連絡船の切符はフェリーターミナルで買うのではなく、乗船してから払うとのこと。なるほど。 あの船だな。桟橋を歩いて船に乗りこみます。 「なるじま(奈留島)ですか?ひさかじま(久賀島)ですか?」 ん?あ。”ひさかじま”って読むのね!”くがじま”だと思ってた。嫁さんにもそう言ってきたわ。爆。 「ひさかじまです」何事もなかったか、のように答えて、乗り込む。 席に着いて「いやあ、ひさかじま、って読むんですね。知らなかった」とUさんに言うと、 「おれも”くがじま”だと思ってた」と返事。「ですよねー」 一人ボケでないことが判明してよかった。ホッ。 一緒に泊まる佐賀の面々とようやく顔合わせ。そうそう今回のツアーは佐賀天の主催なんです。1月に記念式典で顔を合わせたばかりなので、久しぶりという感じではありませんでした。 SJさんの奥様から揚げかまぼこをいただく。 ・・・そういやお昼食べてる時間がなかったからお腹空いてたわ。ありがたい。 おいしい!シアワセ。 KWさんから「傘持ってくるけん。晴れんやろー。笑」と早速ツッコミをいただく。 「えー?今日は五島のおいしいもの食べるツアーでしょ?」 「ちがいない。途中でこれ(お酒)仕入れてきたよ。」 さすが抜かりはないな。笑。 船は久賀島(ひさかじま)を目指す。 田ノ浦港に着いた。迎えのバンに乗り込み、島の中央にある唯一のレンタカーやさんへ。 参加人数が少なかったので、車二台にしたとのことだった。軽自動車とi-MiEVだった。 i-MiEVに乗ったことがなかったので、こちらを運転させてもらうことにした。 島の道路は狭くて、いろんなものが落ちてる。そして、なかなかアップダウンがありました。 低速からトルクが出るi-MiEVにしといてよかった。笑。 今夜の宿の深浦荘に着いた。 ここの入り口の坂は半端ないな。まったく先が見えなかったわ。 一息ついたところで、さっそく観光に行こう!ということで、世界遺産にも指定されている「旧五輪教会」へ。 島の風景ってどこでも似てるんだろうか。皆既日食の視察に行ったトカラの中ノ島の風景に似てるな。 旧五輪教会の駐車場に着いた。 Uさんが運転する軽がすごく大回りで駐車する。ああ。駐車場に大きなぬかるみがあるのね。 教会はここから林の中の道を下っていったところらしい。帰りが大変そうだな。笑。 教会に着いた。なにやら団体が見学中でその後ということらしい。 近くにいたネコに遊ばれながらしばし待つ。 団体さんは船で海から来るらしい。 中はこんな感じ。アーチが基本となったデザインで長崎の大浦天主堂と似てる。 (モデルはKWさん) ガイドさんに解説してもらいながら、教会の中を見学する。 さて、次は観測予定地の折紙展望台へ。到着。 見晴らしがすごくよかった。 金星食は正面の先の方の崖の右側で観測できるらしい。ふむふむ。 ここで雨がぱらついてきたので、宿に戻る。 宿にもどってまったりしていると夕飯の時間になった。 さすがに島の料理らしく、おさかなメインの夕飯でした。おごちそうさまでした。 部屋に引き上げて宴会部屋へ。SJさんがバックから機材を次々と取り出す。 ああ、そのバックには機材が詰まっていたのね。どうりですげー重かったわけだ。 KWさんが持ってきたお酒を飲みながらしばし歓談。 まもなく金星食の時間だ。 気圧は若干だが上がってきてる。もしかして雲が切れてるかも? 外に出てみる。雨が落ちてきた。ぜんぜんダメだ。ベタ雲。笑。 安心して歓談に戻る。 天文現象だけはその場に行かないと観ることはできないからねぇ、とKWさん。 そそ。逆に行かなかったら絶対に観られないですしねー、と私。 やっぱりおんなじような考え方なんだなぁ。 夜も更けてきたので、就寝。久しぶりに二段ベッドだ。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.05.30 15:25:07
コメント(0) | コメントを書く
[星見] カテゴリの最新記事
|