|
テーマ:九州 旅と食(1340)
カテゴリ:星見
(1)からの続きです。
夜が明けた。 旅の朝は早い。みなさん起きておられる。 しまったー。朝食の時間をいつもの感じで7:30にしてもらったけど、もうちょい早くてもよかったね。おなか空いた。 朝食を済ませて、他のメンバーの出立準備が整うまでの間、その辺を朝の散歩。 この先に、なにやら古い桜の木があるらしい。 あった。幹が複雑で長年潮風にさらされてきた感じの桜だ。横には鳥居と古いお堂があったが、最近は訪れる人もいなさそうな感じだった。 福江島への連絡船はお昼過ぎだから、午前中はフリー。 北端に近い細石流(さざれ)まで行ってみることに。なかなかの絶景だ。 来たときは気づかなかったけど、いいバランスで立っている岩があった。 どうやってこんな形になったんだろう?飛んできたのかな? 次は「牢屋の窄殉教記念聖堂」だ。名前からして悲しい物語があったに違いない。 いつも旅ではあまりに悲しそうなところには立ち寄らないようにしているのだが、今日は時間があるので寄ることに。世界遺産、特に宗教関係ではそういう遺産もあるしね。 (モデルはKWさん、Uさん) 碑には幼子の名も刻まれており、悲惨な弾圧を物語っていた。いちばん驚いたのは弾圧が行われたのが明治元年(1868)で近代に入ってからの出来事だったこと。弾圧が行われたのは江戸時代という思い込みがあったので、なかなかショックだった。キリシタン弾圧は明治6年の太政官布告まで続いていたとのことだった。 この後は24h借りていたレンタカーを返却して、田ノ浦港へ送ってもらう途中で、浜脇教会に立ち寄ってもらった。浜脇教会は田ノ浦港を見下ろす高台にある教会。 田ノ浦港に到着し、船が来るまで一時間ぐらい余裕があったので、近くの美徳観音像や山奥の椿原生林を見学して回った。原生林の駐車場までは徒歩では思った以上に厳しい道のりで、途中であきらめたくなるような感じだった。ヘロヘロになって連絡船に乗り込んだ。 さて、福江港に着いた。ジェットフォイルの出発まで時間があったので、福江散策へ。 カンパーナホテルに立ち寄り、宝来軒で昼食、山本海産物でみやげものを見た。山本海産物の品ぞろえはすばらしかった。 福江城跡を眺めて、たゆたうというカフェで一休みしたところで時間が来た。 この後はジェットフォイルに乗り、長崎港へ向かう。 帰路は爆睡していたのは言うまでもない。 肝心の観測は天気に恵まれなかったが、楽しい旅行だった。 旅慣れている人たちと一緒に回る旅はやっぱり楽しいね。 結局、苦労しながら持ってまわった傘は一度も開くことがなかった。よかったのか、わるかったのか?笑。 SJさんたちは中華街で食事したいということだったので、お気に入りの店の一つ、福壽を紹介した。一緒にどう?と誘われたが、その直前に奥さんにお弁当買って帰るよ、と話したばかりだったので、今回は遠慮させてもらった。残念。 さて、帰宅した後は(雨の)スタパーである。なんと忙しいことよ。笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.05.30 15:26:09
コメント(0) | コメントを書く
[星見] カテゴリの最新記事
|