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カテゴリ:星見
西村氏が発見した、C/2023 P1 西村彗星。
明け方の東の空に見えるということだが、曇りがちな天候も相まって、なかなかタイミングが合わない。 今朝、ようやく出撃することができました。 彗星が水平線上に出てくるのが3時半頃ということですが、AM5で撮影するのははじめて。 どうなることやらと思いながら、1時ごろに出撃しました。 到着して、機材をセッティングして、N.I.N.AのThree Point Polar Alignmentで極軸を出してみます。 前回チャレンジ時に見にくかった色はプラグインの設定で変更できることがわかったので、今回は画面に目を近づけて読み取らなくてもよくなりました。ホッ。 では、空に煌々と輝く月を。彗星を見るにはちと明るいのですが、天の月に文句を言ってもしょうがないので気にしない。 カペラを入れてピントと赤道儀のアライメントの確認を行ったので、近くにあるM37をば。 M37はC5で観るとぎょしゃ座の三つのメシエ散開星団の中でいちばん暗いんだけど、見え方がいちばん好きなんだよなぁ。 さて、そろそろ昇ってくる時間だ。土手まで上がって双眼鏡で探す。 が、低いところはもやがかかっているみたいだ。低空に降りていくにつれて、途中から星が見えなくなるな。星図と見比べるとだいたい5度ぐらいから星が見える感じ。まあ、望遠鏡はさらにもう少し上まで上がらないと土手にじゃまされて見えないからいっかな。 ようやく高度が7度ぐらいになった。あ!見えた! 視野の外に土手が消えたところで、撮影開始。 ようやく西村彗星を見る/撮ることができました。 薄明がはじまる時間からようやく撮影できる感じだし、背景の空が明るいから15秒ぐらいしか露出できないのに、しっかり尾が映ってくれました。よかったよかった。 空が明るくなって彗星がかすんできました。 最後に明けの明星、金星を撮って、終了です。 そのままではすごく小さかったので、少し拡大してあります。 AM5の導入精度はなかなかよかったです。 --- Willam Optics Megrez II 80ED F7 APO + 0.8x Reducer Olympus E-PL6(Micro four-thirds) ZWO AM5 mount お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.04 15:27:08
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