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カテゴリ:星見
今日はいい天気。このところひどかった黄砂もようやく抜けてきたみたいだ。
とは言え、若干春霞みが残っているようで、超スッキリ青空って感じじゃないけど、晴れてるはずなのに曇ってるみたいな天気は終わり。ホッ。 ヤボ用を長崎で済ませて、自宅へ戻り、イソイソと近くの山へ出撃。 春霞みの季節は海沿いは雲が発生しやすいと、身をもって三回も体験しているので、行くなら山だな。 今日は、出撃予定の連絡に夕飯の献立が返信されてきたから、撮影後は早急に帰宅して夕飯というプランである。笑。 18時前に山へ到着。今日は少し早い。このところ、ドタバタ続きだったから、ちょっとうれしい。 西の方の低空に若干雲が見えるが、今のところ、北西~北は大丈夫。 設営は30分弱で終わり、ちょうど日没ぐらいのタイミングだった。 まだまだ空は明るいが、西の空に木星が輝きだした。 天リフさんやけむけむさんの記事を読んでいたら、どうも私が設置しているカメラの向きがおかしいっぽいと考えた。いつもはどちらも文字が正立している方向にしてたけど、なんか違うらしい。ああ。あんまり考えたことなかったわ。というわけで、今日はこんな感じにしてみた。 北極星が見えるにはもうちょっと時間があるので、とりあえず木星に向けて、主鏡のピントの調整を行う。明るいところでマジマジとみるとフォーカス部がかなり引き出された状態でピントが合うので、いずれは2インチ延長筒をもう一個かませて、もう少し奥に入った状態でピントが合うようにした方がいいかな?などと考える。 さて、だいぶ北の空が暗くなってきた。SV165+290MCでASPSでTPPA開始。 ん?撮像結果の解析では星の数はそこそこ検出してるんだけど、いまいちソルブができん。PHD2で星像のグラフみながら半径?が小さくなるところにしてあるんだけど、撮像した結果もすごく眠いし、これは調整がうまくいってない気がする。 というわけで、今日はすでにピントがでている主鏡の設定に切り替えて、80ED+SV405CCでASTAPでTPPA。ふむ。すぐにソルブできるな。ホッ。極軸を合わせる。だいたいこんなもんかな。 一旦、木星を導入してみる。若干ずれてるみたいだな。手動でセンタリングして、同期。 ここでカメラの向きの恩恵がわかる。ASIMountの操作と星の動きが上下方向と左右方向が一致している。なるほど、そういうことか。いつも斜め矢印で試行錯誤していたけど、カメラの向きって重要だわね。もっと早く気づけばよかった。にぶいね。笑。 さて、シーケンスを起動して、ハマルを導入&再センタリング。ふむ、バッチリだな。ガイドのキャリブレーションに入るが、PHD2を見ているとすごく苦労しているっぽい。そりゃそうだな。今日はガイドを使わないことにしよう。ガイドをキャンセルして、1s撮像させて、12Pへ進む。ふむ。ハマルと12Pが写る。少しずれてるな。自動でプレートソルブして再センタリングされたけど、狙った位置に12Pがいない。なんかフレーミング位置が間違っていたっぽい。笑。 ステラリウムを起動するの面倒だから、今日はシーケンスじゃない方がいいな。手動で12Pの位置を調整して、撮像開始。なんかトラブル耐性が若干上がったみたいだな、トラブル連発の出撃は無駄ではなかったらしい。 しかし、人工衛星が多いな。撮る画像、撮る画像、次々と人工衛星が写る。 天文撮影もいつまで楽しめるか、わからない状態になってきたなぁ。 というわけで、今夜の12Pはこんな感じでした。もっと背景を暗くしようか、と思っていたけれど、FITSのオートストレッチを見ていた奥さんがこっちの方がいい反応だったので、これで。笑。 さて、最後はSV165+290MCに戻して調整ですな。ピントが合っているガイドスコープというのはとっても重要なので。落ち着いてN.I.N.A.の画像を見ながら確認すると、やっぱりぜんぜんピントが違うじゃないですか。調整後はこんな感じです。 Astrometryの解析結果はこんな感じ。 なるほどカメラの向きは180度近く回っているということだから、今日のセッティングと左右が逆だから、次回は左右を逆にしてみようっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.03 22:57:49
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