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カテゴリ:星見
今日は、長崎の七輪亭でホルモン焼きを食べて燻されてきたので、ちょっと遅くなりましたが、庭に機材を設置したままになっている(万一のにわか雨に備えてカバーは掛けてます)ので、昨夜に続いてもう少し撮影してみたいと思います。
すでに極軸が出ている状態なので、カバーを取って電源を入れるだけで始められるなんてホントにすごいわー。 カメラを冷却している間に、イソイソと、南中前の東の空にある対象をピックアップします。 このところの一連の撮影&アップ作業で、これまで見たことがなかった対象のことを調べたりすることが増えたので、なかなか楽しんでおります。知っているようで知らないことばかりなんですよね。 まずは、M19。へびつかい座にある球状星団です。さそり座にあるM4(※クリックすると前回画像が出ます)と比べるとずいぶん小さくて、こじんまりとしているのですが、なかなか明るいです。 小さい球状星団はC5だと厳しいので、これまでノーマークでした。撮影しだしたから観てみようかな、と思えるんですね。こういう楽しみ方もこれはこれでありなのかも。SeeStarS50など気軽に撮影できる機種も出てきてるので、天文ファンがもっと増えてくるといいなぁ。でも、キャンプみたいにアウトドアブームにはなってほしくないんです。メディアにあおられて人が急激に増えると、どうしてもマナーを守れない自己中心的な方が来るようになってしまうから。せっかくの楽しい時間が台無しになるのは困ります。 次はM62。これもへびつかい座にある球状星団です。 見てわかる通り、球状星団にしては、星の配置のバランスが崩れてる感じです。これは天の川銀河の中心から近い(といっても6,100光年らしい。宇宙は広いわ。笑)ので、その潮汐力(って言うんだ。重力とか引力じゃないのね)による影響とWikipediaには記載してありました。英語版では、地球から21,500光年、銀河の中心から5,500光年になってました。あと、この星団は少なくとも二つの異なる集団から成り立っていると記載がありました。こんなに遠いのに、そんなことまで分かるんですね。すごいわ。。。 おっと英語圏では、”Flickering Globular Cluster”だそうです。ちらつき球状星団って感じでしょうか。別にM62の周りはいつも気流が荒れてるってわけじゃないとは思います。バビル二世が住んでる塔じゃないんだから。 次はM12。これまたへびつかい座で、またまた球状星団。へびつかい座は天空でいちばん大きな星座なので、守備範囲がめっちゃ広いんですね。ちなみに十三星座占いだと私はへびつかい座に属しているらしいです。十二星座占いだといて座でございます。こちらもそれほど大きくない球状星団ですね。次のM10と並んでいるので、双眼鏡だと同じ視野に入りますね。 次はM10。こちらも球状星団です。先ほどのM12の東側(左側)にあります。広がり方が違うので、見比べてみるのも楽しいですね。 本日のラストはM28。またまた球状星団です。これはいて座にあって、ティーポットのフタの取っ手の右側ちょっと上にあります。そうです。取っ手の反対側の左側にはおっきな球状星団M22がありますね。大きさはぜんぜん違うのですが、こちらもなかなか明るいです。 今日はこんな感じでした。 (2024.5.22 スマホで見るとフラットが合ってなかったので、再処理してみました。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.22 23:33:02
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