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カテゴリ:星見
普段、スタック処理に使っているDeep Sky Stacker(DSS)が5.1.6にバージョンアップされてました。
まずは、いちばん最初にスタックした画像(M81のところのアップ)です。このときはダークフレームの温度が合ってなくて、みみずみたいなノイズが発生していました。 撮影中に零下(確か-3℃ぐらい)まで気温が下がったので、CMOSの温度が当初の設定の0℃を下回ってしまいました。そこで冷却の設定を-5℃に変更して撮影したのを忘れていて、撮りためておいた0℃のダークを当ててしまっていたからということが分かりました。(そのときの顛末はこちらに。あぷらなーとさんのおかげです) -5℃のダークフレームで処理することで、みみずみたいなノイズはなくなりました。 が、明るいところに丸い黒い模様がでています。 んー?なんだろう?ネットで検索すると、副鏡の影じゃない?みたいな意見がありました。 私も最近C5で撮りだしたばかりなので、そうなんかなぁ、と思いながら、過去に撮影した画像を何気に眺めていると、80ED屈折で撮影した画像でも同現象がちらほら発生していることがわかりました。んじゃ、副鏡の影じゃないじゃん。笑。 んじゃ、DSSのダークの減算処理関係なんじゃね?ということで、別にマスターダークファイルを作ってそちらで処理してみると、(今回は)みごとに黒い部分が消えました。実は、他の要因もあるみたいで時々出るんですよね。この現象。これの回避策については後述してます。 ついでに初のフラット処理を行った画像がこれです。このときは初のフラット処理チャレンジだったので、単純に減算しただけだったからあんまり変わってないですけど。まあ、記念に。 で、今回、DSS 5.1.6で処理した画像はこちらです。あら、すっきり。よかったよかった。 ダークフレームは普通にダークフレーム群を指定する方法でスタックして、その後、GIMPでフラット減算もいちおうやってます。 これでずいぶん手間が減るなぁ。もうやらなくてもよくなりそうだけど、黒い部分がでてしまった際に、いちおうやってたことを備忘録としてメモっておこうかな。
まあ、ボチボチですけど、楽しんでやってるので、いいかな?笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.28 19:14:23
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