ナースな日々

[父の病気] カテゴリの記事

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• 父の死

  Ｃ型肝炎　肝硬変　肝がん10年前に肝臓の一部切除してその後は　ＴＡＥ（肝動脈塞栓術）を繰り返していた9月の末に　肝不全で入院ビリルビン値上昇して黄疸でていて腹水あるけれど、脱水もありで１０月１２日　８：５４永眠しました前日の11日の仕事中　母から職場に電話があって「お父さん　こん睡状態になっちゃった」と涙声それを聞いた私は　受話器持ちながら涙ボロボロでてきてしまいました今回の入院で帰ることはできないって覚悟はしていたもののいざ　現実を目の前にしたときに涙があふれでてきてしまいました９日の仕事終了後　病院に向かうと気丈にも　ベットサイドに下りたいと言う父腹水でパンパンのお腹をかかえなんとか　降りたその後、紙パンツをはかせてベットへ移動させ汚れている病衣を着替えさせて．．．．私ができたのは　やれたのは　そんな事だけもっと　いろいろできたのに　やらなかった冷たい娘だなーって思ったかもしれない医師から「今日・明日だと思われます」と言われそばに付いていてあげればよかった翌日　なるべく早く病院へ行こうと思ったけれど母からの「すぐに来て」という連絡を受けて慌てて　病院へ向かったけれど．．．．すでに　息絶えていましたなんにもできなかったやれたのに　やらなかった良い娘じゃなかったなって思う

  2007年10月16日

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• またまたＴＡＥ

  今日　父が　再入院して４度目！？のＴＡＥ（経カテーテル的肝動脈塞栓術）を行いました仕事終了も遅かったので父の病院に寄る事はできませんでした母からの電話で様子を聞きました今回も　スムーズに行われ目的の治療は行われたようです熱が出ているということでした明日　仕事帰りに　病院寄ろうかな告知を受けた父ですが表面上は　さほど変化はありません（．．．のように見える！？）身内には　看護師として対応できないものだなぁ～とつくづく思うのでした

  2006年03月16日

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• 父親のお見舞いへ

  先日の告知以来　仕事の帰りが遅く父の病院へは　行っていなかった今日　昼過ぎに　子どもを迎えに行った帰りに寄ろうと思ったけれど雨に濡れた子どもは　直接家に帰りたいと言ったので病院に寄らずに帰宅それでも　行かなきゃなぁ～と思いつつ時間が過ぎて夕方になって　やっと　出かける事にしたなぜ　「行かなきゃな～」と思うんだろうたぶん　父との親子関係が良くないから．．．．私は　父が　苦手子どもの頃から昭和一桁生まれで　頑固者愛情表現が下手なんだろうけれど冷めた　自分がいるそれでも　親だからよい娘をしたいって思いもあって．．．重い腰をあげて　病院へ行きましたエレベーターを降りて廊下を曲がろうとした時に聞こえて足音「あっ！お父さんだ」と　わかったやっぱり　そうだったう～ん　この感性は　スゴイかも♪なんて　単に　独特の　足音だったからかな！？(笑)ベンチに腰掛けて二人で　話をしていました特に　話す事もないだろうから5分ぐらいで帰るつもりだったそれが　延々と喋り続けるから結局1時間近く話し込んでしまったほとんど父が話していたけれど．．．．親戚の話自分の退院の話今回の治療に関する話など帰りは　病院の玄関までＴＶカードを買うから．．．と言って送ってくれた「じゃあネ」と言って手を振ったら「ああ」と言って　手を振っていた７５歳になる父が　手を振るなんて　ちょっと　意外だったけれど　嬉しかったこんなに長い時間　話をした事があっただろうかもっと　早く　病院に行って話をすればよかったかなって思ったでも、とりあえず　今日　行ってよかったって心から思えてそんな自分にも嬉しかった火曜日にＭＲＩの検査をして退院です次回は　3月に入って　またＴＡＥ（肝動脈塞栓術）を行う予定です

  2006年02月26日

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• 告知しました

  ．．．．って　父に「告知」したのは　医師ですがとっても　上手に話をしてくれました「病気をしっかり知って　闘ってほしいんです」「肝臓癌は元気です。体重も減らないし、食べれなくなる事もありません」と父は　静かに聞いていましたなかなか　横にいる父の顔を見ることができなかったけれど．．．．最初　父は「治るものじゃないから　もう治療しなくても」などと言っていた父にとって　「おでき」は無くなるものと思っていたようで「癌を　兵糧攻め　にするんです」「その効果はでています」と　説明されまた　治療をしていこうと　思ってくれたみたいです私の勤務する病院でも「１０回ぐらい　治療している人もいるよ」というと「本当に？」と聞いてきましたとりあえずは　取り乱す事も無くホッとしたのでしたしかし帰り際　母は「あれで　今夜は　悩むんだよね」と言っていたさすが　何年も連れ添っただけに父の性格を　見抜いているなと思った私は　そこまで　考えなかった身内だからこそ考えられない私なのか　一歩ひいている私がいるようにも思えたのでした

  2006年02月20日

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• 父の病気Ｐａｒｔ２

  今日　夕方　医師からの説明があります「告知」　です昨日　病院に行ったのですが父は「明日　先生が話しあるって」と「そうだね。写真できたからじゃないの」と私「治らないなら　もう　いい」「それ以上　悪くしないためだからね」う～ん　父曰く「おでき」は消失するものと思っているのかなぁ今までやってきた治療をそのまま継続するだけだけれど「おでき」が「癌」だとすると父は　どんな反応するんだろうか....今まで　告知の場面に遭遇した事が無いだけにちょっと　ドキドキでもあったりする私

  2006年02月20日

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• 父の病気

  父は　Ｃ型肝炎で　肝臓癌7年ぐらい前に肝臓を部分切除していますその後　肝動脈塞栓術の治療を2回行って今日　3回目の　治療が行われました父には　未告知です今日　医師から　告知した方が　今後の治療もスムーズに行えるのではないかと言われました私は　告知するべきだと思っていますしかし　母が　父は　「弱い人だから...」と父の弟を癌で亡くしていて同じように　癌だったら　もうダメだと思ってしまうのではないかと危惧しています父の弟はすい臓癌の肝臓転移だから父とは違うけれどそのように　考えられず　同じ　肝臓癌と考えてしまうだろうと母は　悩んでいました病室に行けば　父は　「もう　嫌だ！　管抜いて帰る」と大騒ぎしていました発熱に伴う　悪寒から　「体が震える　ダメだ」と涙ぐんでいました入院・治療を行っている病院は　医科大学付属病院であることから父にしてみれば　「実験にされている」と　思えるようで実際　肝臓癌そのもの自覚症状は無いことから治療そのものを　受け入れていないふしもあり自分で　病気について調べようとも思う年齢でもなく治療に主体的に取り組んでいこうという姿勢もありません告知して　自分の病気を治すために治療を行うんだと主体的になって欲しいと思うのに身内だと　すっごく冷たい自分がいるなって思ってしまった仕事だったらまず　病気について　どのように思っているのか何が　辛いのか　何がわからないのか本人をありのままに受け入れようとするのに何を気弱な事言っているの！先生や看護師さんを　脅かして　困らせるような事言ってはいけないよ　と　叱り口調で言ってしまった泣いている父を見て　確かに　母が思うように弱い人なんだなって思っただからといって　このまま未告知で今後も　治療をする事になるであろう時に自分の意思で　選択できるのだろうか受身で　医師が　治療をすすめるから仕方ない　治療を受けてあげているんだという思いで今後を乗り切っていくことは　困難になるし医師も　理不尽な言い方を父にされては見も蓋も無いと　複雑な思いで　病院を後にした冷静に考えたら母の　サポートも必要であろうと今ごろになって　気づいた　私

  2006年02月16日

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