犬に愛されるとアルこと。
不思議な物で、犬達は自らの命はそうして使うというルールのように・・・。愛した人に義理を尽くすような気もする犬達はそれを当然とするように。ココの犬達は、死期を合わせる何も怖くもないし、命の尊さを知る機会も多い何処で何時そんな契約を誰としているのか?知るよしも無く・・・その名は、名犬とされ。チコの子というだけでブランドネームも在るほどの戦歴のツワモノその命を代替にした人はタツローだったマタギ親父の相棒この命をも簡単に投げ出す。チコの親、カロという犬も・・・そうだった親子何代もココのトップの猟犬でしたそして、チコの補佐でNO.2カールという犬も、次の世代のミラクルを出すこととなるそう血は濃く受け継がれ血統書ではなく血は更に進化をし、多くの喜びをもたらす事になる「山の部族、犬に愛される部族である」現代のペットブームとの違いは、子孫を残すという部分にあります。こうして主人に対し命をも投げ出し、人間の生死をも危ぶむピンチを防ぐのか?戦うのか?いわいる人間の表現でいうと、別次元の事ではあるので、真相と真実は・・・自然に近いココならでは感じる感覚なのか?俺にも解らないんです。私は神様の類は、スキも嫌いもない・・・東京に居た時は感じる事もない宗教の類は否定はしないが、好きじゃないでも、ココには神様というべきか?そういう未知のチカラが降りてくるそれも犬達に・・・宮崎はそういう地なのかな?古き地蔵も岩にも刻まれ古墳の上に学校は建ち豊かな温暖な地は多くの暖をもたらすのだろうタツローの話しに戻りますが、多くの不安と兄弟達の衰弱に疲れていたデリケートで無い親父であるのに・・・モノを言わせぬ風貌と、地の身体の強さはハンパじゃない例えるならプロレスラー長州とも大差ない75歳であるが、腕相撲は私レベルではビクともしないそんな、絵に描いたようなマタギである「マタギ・・・コレは本人がそう言うのでマタギである」そんな強力マタギ親父であるが、'癌」と診断された入院し手術をする事となった2、3日後・・・名犬チコは当然かのように、命を断つ親父はその事を知り、チコの亡骸を犬舎の見渡せる涼しい川風が通る所に葬れと伝えた子孫を見渡せるイイとこです手術と容態は、シモーヌが知る限り・・・6:4でマズイ方の状況だったはずだった手術後は何時再発し転移してても普通だと言う話し事例に詳しいシモーヌも覚悟していた俺ももう、何時でも東京を飛び出せるようにスタンバイしていたのだが??ココでミラクルは起こった地の身体はそりゃ強いのだが、生物学的に、医療学的にも、不可解な事態が度々明らかになる手術後当日の夕方、タツローは、病院のレストランに自ら歩き「大盛りカツ丼」を出前をとったのだ。そして内緒で病室で食ったのだ・・・喰えるはずがない、歩けるはずがない人がカツ丼を食った医師達は驚愕した喰える機能はままならないはずなのに・・・。状態を知るシモーヌも、喰った「大盛りカツ丼」にオヤジの命を諦めたなんせ前例のない事態を消化出来るはずがないんだが、オヤジタツローは無敵とも思える異常事態をプラスに変えた医療者たちは、興味深くそのマタギを見守ったチコは、その臓器をタツローに貸したのだろうか??また喰うオヤジは、どうなのだろうか?本人いわく凄く腹が減って、どうにもならん状態だったという。75才のタツローは、俺の3倍喰う!尋常じゃない量をいつも食べていた(ーー;)私も食べる方だが、タツローは一日5食は普通の出来事全くどうなってるのだろうか?犬達はオヤジの生甲斐「喰う」事の為に臓器を貸したのだろうか??だれもそんな事わかるはずがない出来事でした。転移もなく、いまだマタギ全快・・・喰うことは最近は、おれ並になってきたようですが・・・、普通の人より私も食う量は多いんですよ(ーー;)そう命の危険性度100%の状態で、タツローは喰って治したのだった・・・。誰が信じようが構わないが、事実である。そしてチコは永眠したのだった。タツローの命というか?食に協力したのだろうか??全く不可解な事が多い不思議な地である全く怖い感覚もなくこうなれば此方も感覚がおかしくなるよチコは、相棒であったタツローの大好きな「食」の為に命を張ったのか?それでよくなったのか??誰もわからない が、事実であるチコにとってタツローの喜ぶ顔が全てだった犬とは不思議な事をもたらしてくれるし、チコは当たり前のように亡くなったが、それでも可笑しな事態にみんな笑っていた・・・ヽ(`◇´)/犬に愛される山の部族の話し、「山の部族、犬に愛される部族である」その事が私に解るまで多く時間は要らなかった・・・タツローはそんな事忘れたようにマタギ魂全快で、いまだチコの子孫達と暮らしている・・・