お友達から年賀状が来た。
一緒に住んでいる猫が、16歳を迎えたと書いてあって、えらく驚いた。
16歳って！ それ本当に猫なのか！？
猫っぽいなにか、猫又的未知の生物なのではないだろうか？
宇宙からきたのかもしれない、タマゴから生まれたのかもしれない。
とりあえず、今一度、ヘソがあるかどうか確認しておいた方がいいと思う。


さて、本題。
ツミレの犬歯の乳歯が抜け（というか全部犬歯か？）、残る乳歯は2本になった。

抜けた乳歯をみていて思ったのだけれども、思った以上に歯石がついている。
口の中にあって常に湿っているときには見分けがつきにくいのだけれども、抜けた歯が乾いてしまうとはっきりわかる、なるほどこれが歯石なのだな。
その抜けた歯を鑑みつつ、ツミレの口の中をのぞいてみると、結構歯石がついている。

ツミレはちっちゃいのに、意外とお口がくちゃいのは、このせいかもしれない。
といっても、初めてのデンタルケア、いきなり先が尖った物体をゴリゴリと押し当てるのもかなり怖い。

とりあえず、最初ということで、なぜかうちにあって全然使っていなかった、研磨剤が含まれたゴムの用な物体で歯の表面を磨くアイテムを試してみた。
ウチにあったのは人間用だけれども、この商品にかなり近い、↓のは犬用。
大切な愛犬のオーラルケアにお勧めです♪犬口ケア　ティースブラシ　犬用ステイン除去具

なるほどこれはよくとれる。
しかも固くないから、歯茎とかぐにゅぐにゅしちゃっても大丈夫、米粒よりも小さいツミレの歯でも超安心。
歯石がついているところをこするとザリザリした感触があって、きれいにとれるとキュッキュとした手応えになる。
何ともナイスなアイテムだ、これはすべての飼い主は買っておくべきだ。
おいちゃんも、人間用がダメになったら、犬用を買うつもりだ。


調子に乗ったおいちゃんは、ついでにチクワの歯石もチェックしてみることにした。
歯石を見分けることのできる「歯石eye」を手に入れたおいちゃんに敵はない、強力な歯石キュッキュ（人間用）もあるしな！ どれどれ…


ぎゃー！


なんだか、でかい歯石がついてる！
チクワはお口がくちゃくないので油断していたが、なんだかもっこりと歯石がついている！ ように見える！
そりゃ、5歳になるまで本格的なデンタルケアもしてこなかったし、あたりまえったら当たり前なんだが…

泣きそうになりながら歯石キュッキュを武器に戦いを挑むも、全然とれない。
なんだか、コンクリートに消しゴムをかけているような感じ、歯石が減る気配がない。

こうなったら、よくショップで売っている、金属製の先端が尖った歯科医療機器のようなものを買わなくてはいけないだろうか。
こんな感じのやつ。
スケラー


でも、強力についてしまった歯石は、「取るのに力がいる」とか「思い切りが必要」とか書いてあるページを見つけてしまった。
本当に嫌だ。
おいちゃんなら、先の尖った金属の棒を口の中に入れられるだけで嫌だ、しかも思い切りが良いなんて、床をのたうち回るほど嫌だ。


もっと合理的な、文明の香りのするアイテムはないのだろうか、スマートな解決策はないのだろうかと探していたところ、見つけてしまった。
それが、↓これだ。
■送料無料■当店オススメ！愛犬についた歯石がパリパリ割れる「歯石取りペンチ」


バリバリ割れる！ザクザクとれる！すばらしい！

若干、粗暴な印象も受けるけれども、ペンチでつまんではがしてしまおうというのは、（少なくとも先の尖った金属の棒に力を込めることよりも）理にかなっているように見える。
それに、商品ページの写真を見ると感動する、ぜひともおいちゃんもやってみたい！！

ただ、ネックは、その3万円というお値段。

なんでペンチ1本がWiiよりも高額なんだ？
どんな職人がいっぽんいっぽん魂こめて作ってるんだよ的値段ではないか。

アフィリでポイントためて購入しようとすると何十年単位でかかってしまうし、形状は単純だから100円ショップで買って来たペンチを加工して作ってしまおうか。
もしかしたら、モンジュの福袋（各商品売切れ次第終了していきます2007年度モンジュSHOP選べる工具の福袋！）で「色々なペンチ」を選んだら、これが入っていたりしないかしら？


などと妄想を膨らましてみたものの、現実には歯石がたまっているので、どうにかしないといけない。
とりあえず、前出の先の尖った金属の棒（スケラー）を買って挑戦してみようか…