隠れ「肉食系」
ネタとしては、既出で新鮮味にかける話題ですが、こちらの新聞記事で触れていたので、ちょこっと。40代男 バブル余韻“肉食”の魅力時間たつと消えているかもしれないのですが、記事の元ネタは、いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのかこの本。40代男性と、20代女性が昨今惹かれあう実態を分析していて、男性のポイントの一つが、「バブルの体験」彼らにとって当時の、男性が女性に尽くしまくるという恋愛スタイルが、意識するしないにかかわらず、大なり小なり皮膚感覚して刻まれていて、彼らにとって半ば当然のことが、周りが「草食系」ばかりの20代女性にとっては感激なんだそうです。新聞記事の中でも、---(引用始)---ケータイもメールもない時代に養われた生身のコミュニケーション能力、女性好みの飲食店を多数おさえるなど、バブルの余韻漂う男の積極性が彼女たちのツボにハマっているという。---(引用終)---こんな解釈をしていました。確かに、バブルだからといって、単にゴージャスならばOKとはいきません。なんといっても、「肉食系」なわけで相手をいかに「ソノ気」にさせる事が大切。(ちょっと婉曲な表現なので適当に想像してくださいませ)話題、お店の嗜好、趣味、段取りなどなどで、五感と右脳をフルに回転させなくてはなりませんでした。(これが噛み合わないと、「マニュアル君」なっちゃったんですよ)人によっては、バカバカしい努力と思われるかもしれません。でも、当時は中学生くらいでもこれが恋愛観でした ↑(ここは個人的感想です)さて冒頭で、ちょっと古いネタといいつつも触れたのは、少し前の飲み会での出来事をちょっと思い出したからです。その中で、40代前半で(男性・既婚)、割合温厚で生真面目、仕事はバリバリではないけどソツ無くこなすというちょっと意地悪に言えば「こじんまりとまとまった」タイプなのですが、若手のみんなが発端で、恋愛ネタの話になったときに、そこで彼が、過去の経験交えて「肉食ヲヤジ」を(あくまでもサラリと)展開。「マメでスマートかつ大胆!」と、好評でした。まさに、皮膚感覚として時代を刻んだ「隠れ肉食系」だったわけです。