カテゴリ:食事
朝早く24時間営業のスーパーへ行く沢山の男性従業員が物々しい感じで雪印商品を一斉に棚からおろしていました。
”なんだ。また雪印か・・・。”と思いました。組織の体質などはそう簡単にはかわらないんだな~と思いましたが、これも氷山の一角と感じる消費者の方も多いことと思います。 先日、グリーンコープで牛乳工場見学へ行きました。生協でも生産地偽造が問題となっていますが、グリーンコープは生産者の方との交流を行っています。 そこで、牛乳の厳しい品質管理を勉強しました。 1987年から低温殺菌のパスチャライズ牛乳が生産されています。72度15秒殺菌で牛乳のたんぱく質凝固を防ぎます。 UHT牛乳(高温殺菌牛乳)は仔牛に与えると数日で死ぬとも言われております。この製法を主流にしている国は少なく、その一つが日本です。海外ではパスチャライズ製法が一般的で日本の牛乳はくさくて飲みにくいそうです。 パスチャライズ牛乳は本当に臭みが少ないです。普段牛乳を飲まない私でも飲めます。 飼料も遺伝子組み換えではないものを使用しています。遺伝子組み換え食品はまだ安全性がはっきりしておらず、グリーンコープでは徹底した調査が行われています。 生産者の血のにじむような努力と加工業者の苦労を聞きました。そのお話には本当に今までの苦労をどうやって分かりやすく説明しようかという感じが伝わってきます。 学校給食で牛乳を飲まなければならない育ち盛りの小学生が心配です。 牛は一生で出せる4倍もの乳を出しています。人間でも授乳中は髪が抜けたり白髪になったり檄やせする人がいるのに4倍もだしたら体はぼろぼろになることが想像できます。 おまけに、乳が出なくなったら国産牛として売られるのだから、わが身として考えたら恐ろしいです。 今すぐ酪農生産者や加工業者が取るべき道は、加工方法を変えることだと思います。世界で採用されるパスチャライズ製法。日本でも採用している業者はあります。決して不可能ではないと思います。 ちょっと疑問に思うのですが、粉ミルクってどうやって作られているのでしょうか?元は牛乳だそうなので心配です。 出来る限り母乳で育てることをお勧めします。楽です。経済的です。安心です。必ず将来役に立ちます。母乳を飲ませるとお母さんはストレスが軽減されます。お母さんのためにも母乳が一番です。 「牛乳はモー毒?」(マンガ本/前編・後編統合本になりました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 30, 2008 05:37:26 PM
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