カテゴリ:環境問題
六ヶ所村ラプソディーの上映会に行きました。
原子力発電所のウランのリサイクル工場が青森県の六ヶ所村に建設されています。六ヶ所村ラプソディーには工場で働く人や周辺住民、稼動中に事故や白血病患者が多発したと言うイギリスの再処理施設の紹介がありました。 驚いたことに、知事や商売人は原子力発電所の再処理施設によって地域が活性化すると信じていることです。私の実家も公害を出す工場によって村が潤っていました。村は工場のお陰で確かに潤っていました。問題が起こるまで誰も工場の悪口を言う人はいません。 六ヶ所村ラプソディーを見ていると何も知らない町の人たちと工場で村が潤っていた時代を思い出しました。 実際に再処理工場を稼動させているイギリスやヨーロッパでは周辺地域や海の放射汚染は進んでいます。工場従事者の家族の中で幼い子供達は白血病になりました。海は放射能で汚染されて漁をすることは出来ません。 今回日本の六ヶ所村も再処理工場の煙突を高く設置して微量の放射能が排出されています。海にも沿岸から遠く配水管を通し放射能を含んだ排水をします。 当然、前例のあるイギリスのようになるでしょう。 原子力発電所の再処理工場には日本全国から物凄い量のプルトニウムが陸と海から輸送されています。 もし事故や放射能漏れがあったなら全国どこでもいつでも被爆する可能性が出てきます。 そんな恐ろしい工場がなぜできたのか全く理解できません。 ただ、原子力発電所というものは物凄く儲かるようです。 私達の暮らしは電気なしでは考えられません。 もし明日からみんなが電気を全く使わなくなれば原子力発電所は必ず閉鎖するでしょうが・・。 経皮毒、家畜への過剰な抗生物質の投与、薬の抗生物質投与で沢山の耐性菌が出ています。加えて、抗生物質のとりすぎで薬の利かない子供も増えています。 かつて私も大量の抗生物質を投与していたために薬が効かなくなっていました。 それに加えて放射能までこの国は容認してしまうなんて本当にあきれるほかありません。 今すぐにわたしたちに出来ることはこの六ヶ所村の再処理工場のことを知ることだと思います。こんなに危険なのにテレビではほとんど放送されません。 トヨタのように沢山のお金があると都合の悪い情報はシャットアウトされてしまいます。 後で知らなかったと騒ぐ前に、1人でも多くの人がこの問題を知ることが大切なんだと感じました。 原子力資料情報室では現在の六ヶ所村再処理施設の現状を知ることができます。 危険なことも起こっているので、特に周辺地域の人には重要なことだと思います。 Greenpeace Japanでは海外の情報も知ることが出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 14, 2009 06:51:00 PM
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