カテゴリ:環境問題
豚肉学習会を開催しました。
業者や生産者さんたちから日本の畜産業の現状を聞くことが出来ました。 まあ、畜産の現場というのはピンからきりまであり大変だなぁと思いました。 グリーンコープの豚肉業者さんはとても一生懸命に飼料などにこだわってつくられています。遺伝子組み換えをしていない飼料を使い、病気以外の時には抗生物質は不使用です。 授乳期間を長くすることで丈夫な豚を作ります。 病気をしてもむやみに薬を与えず、乳酸菌などで改善をしましす。 豚舎も窓があり明るく清潔で時々シャワーを与えたりするそうです。すると豚がとても喜ぶというお話もしていただけました。 糞も上等なので有機肥料として再利用されています。 畜産には月200万円以上かかるそうです。とてもお金がかかるので安くむごい環境で豚を大量生産している業者も少なくないそです。そうしないと生活できないそうです。 グリーンコープでは価格も話し合って決めていますがそれでもうれのこるときびしいというお話をされていました。 光も風も通らない豚舎で育ち、遺伝子組み換えされ、安い飼料を沢山食べて抗生物質を投与され続けた肉を食べるか、健康に育ってよい飼料を食べて育ったものを食べるかは本人の自由です。しかし、体は食べ物で作られています。穀物が5倍以上濃縮された肉を食べるときにはそれなりの覚悟が必要です。 本当に安心な国産のものを食べるためには消費者の意思が一番大切です。業者や生産者が悪いのではなく、そうさせる消費者に問題があるのではないかと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 17, 2009 12:06:21 PM
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