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• 仕事以外の業務はもういらない。

  あー、だるい。何がだるいって仕事の委員会の仕事。医療事故委員会とかいうのに入ってるけど、これがまた面倒。インシデントの集計とかをしなきゃいけないし、事故の対策を考えたりする。仕事はすぐに終わってもこういう業務があると帰れない。ほんとに、残業代もらいたいぐらいだよ!!これもはっきりいって仕事になるでしょうよ。あと勉強会とかも多くて参る。月に10以上も開催されていて、参加を促される。全然興味のないものばかりで、出る気もしない。そんなの参加なんて自由にして欲しいわ。まあ、しらばっくれて出てないけどね。大きい規模の病院はどこもこんなことをやってるみたいだけど、いい加減にやめて欲しいな。会議とか出てもくだらん事をダラダラ話していて何も進展しないし。委員会なんてのは看護部でやってればいいじゃん。専門でそういう人を雇えばいいじゃん。スタッフにやらせるなら、それなりの報酬をあげるべきだ。勉強会なんかも、中途半端ものをやるんじゃなくて、外部のセミナーに補助だしてくれたり、いい講師を呼んでほしいね。勉強会をやる方だって仕事の合間にやってるんだからたまったもんじゃないでしょ。仕事そのものが忙しいのならともかく、その他の業務で疲れるのはもう勘弁だ。教育、教育と望んでる方は多いけど、こういうのを望んでるのかな？。

  2007.12.23

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• 脳梗塞

  今、脳梗塞対してt－PAという血栓溶解剤を使用して治療するのが注目されているが、うちの病院でもかなり積極的にやっている。最近認可されたばかりなので、症例もまだ10例ぐらいだ。だから、適応の患者が来るともう大騒ぎだ。神経内科医が全員集合してやってくる。なにしろ、この治療は発症して3時間以内にやらなければいけない。だから超スピードで進めていくから、もうバタバタもいいところ。恐ろしい勢いで処置してMRIをする。そして適応だったりしたら、即ICUに搬送して治療開始だ。そこからがまた大変で15分おきごとにバイタル測らなくてはいけない。はっきりいってもうその1人であとは見てられない。まあ、劇的に改善する例もあるので、やっぱ効果はあるみたい。普通の脳梗塞だとやる気なさそうな医師もこのときは本当に別人かと思うぐらいだ。いつもこれぐらいの熱をもってほしいもんだが。バイタルとかも先生とってくれって感じ。

  2007.12.09

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• たらい回し

  うちの病院は関東のある病院だが、最近いわれている「たらい回し」が結構くる。もう10件も断られてるンで・・・と救急隊。うちもICU満床なんだけど、しょうがなく受け入れる医師。そういう状況をしばしば見受けられる。特にホームレスとかの患者はみんな露骨に断るらしい。まあ、お金払ってもらえない可能性が高いからね。公立病院も平気で断るから参っちゃう。しかも毎回断ってるみたいなのでむかついてしょうがない。公立の役目を果たしてるのかって思ってしまう。あと、大学も結構断る。確かに前に大学病院にいたときに平気で忙しいから無理とかいって入院断ってたもんなあ。産科の崩壊とかよく言われてるけど、それだけじゃないんだよね～。

  2007.11.18

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• ICUのナース

  しかし、救急とかICUのナースってのはどこもキツイ性格してるなあ。しかもこういっちゃなんだが、独身が多い。今どきのエビちゃんみたいな子は皆無に近い(笑)仕事そのものはいいんだけどねえ、やっぱり人間関係的に疲れますわ。どーでもいいことに目くじらを立てる人が多い。なんでそういう言い方するかなあっていうか。余裕がないのか?また、このきつい女の中でやっていくと考えると憂鬱だ。まあこういう分野を選んだ自分が悪いんだけど。さーてICUは超多忙だ。重症ばかり。ccu時代より明らかに重症が多い。やっぱり違うね。循環器とかはカテやったら、もう元気だしね。

  2007.11.11

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• 薬物中毒とCPA

  就職活動のページをUP DATEしました。よろしくです。うちの三次救急で一番多い患者の疾患は薬物中毒だ。どこも薬中は多いらしいが、とにかく多いものだ。睡眠剤を50錠も飲んだとか・・・・色々あるけど、人間ってそれでも死なないからすごい。何回もくるリピータもいる。精神的に病んでる人がいかに多いことなんだろう。でも、自殺企図する人ってやはりどこかで注目されたいんではないかと思ってしまう。本気で死にたいなら、誰もいないところでそーいうことはやるだろうし。心のどこかで人の関わりを求めてるんではないか。これから、精神疾患は増えてくるんだろうな。あと多いのが、CPA。心肺停止だ。はっきりいってほとんど助からない。ドラマのようにはいかない。助かっても脳障害が残ったりする。社会復帰できる人なんてほんの数パーセントだろう。というか、なんとか蘇生できたとしてもその後のことを考えると微妙だ。院内ですぐに発見されたCPA患者なら望みはあるけれど、院外で発見も遅れた人はまず無理だろう。とにかくこの２つの病態が圧倒的に多い。あとはバラバラ。都内の救命救急センターなんかに行けば、もっとすごい重篤な患者がガンガン来るんだろうか。

  2007.11.05

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• 救急ナース

  かなりご無沙汰してしまった。最近、救急に異動になったことも書いてない・・・今は救急のICUと初療をしている。ICUをやりながら、初療にも下りるというシステム。両方経験できるという、ちょっといい環境だ。今まで、循環器畑にどっぷりと浸かっていたので、戸惑うことも多い。なんせ救急は全科だ。なんでもありだ。前に少し脳外科はかじってるので脳は多少は見れるが、あとはさっぱりだ。やっぱり循環器っていうのは細かいなあと改めて思った。他科のおおざっぱなバランス管理とかありえないと思う。ナースも心電図ほとんど読めないし。12誘導なんてお手上げ状態。救急のICUってこういうものなのか・・・・ある意味カルチャーショックだった。だから少し物足りなくも感じた。まあでも、とりあえず救急に来たからにはやっていくしかない。あと悲しいのは、循環器患者はすべてCCUにダイレクトにいってしまうこと。循環器がほとんど見れないっていうのは、結構厳しいし、得意分野がないのは不安だ。ううう・・・。一から教えてもらうしかない。辛いなあ。

  2007.10.29

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• 今年までか・・・・看護師がうかれてられるのは。

  もう6月かあ・・・・四月に入った新人も少しずつなれてきている。CCUとかは、暇な時期でもある。この頃の季節ってやっぱり入院も少ないものだ。ひどいと、患者が1人とかある。さすがに暇すぎるのも落ち着かない。ボーナス時期ということもあり、また退職者が続出。一体、何人辞めていくのだろう。7:1基準も満たせなくなるかもしれない。そういえば、この基準も来年四月にまた改訂するかもしれない動きがでている。本当の急性期病院にだけ適応になるとか。そうなると、今のような看護師の売り手市場は一転する可能性がある。病院を変えるなら今年!!ちょっと考えようかなあ。っていうのも、退職者が多すぎてCCUの存続も危ういから。それでいて新人ばっかりというこの危険な状況は・・・・怖い。

  2007.06.21

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• 挿管ミス

  最近はmixiにはまって、こっちは放置状態。でも、mixiって面白いんだよねえ。救命救急士が気管内挿管して、病院に搬送したら食道に入ってたというニュースがあった。もともとCPA(心肺停止)だったと思うからそれで死んだとはいえないかもしれないけど、まずいでしょ、これは。確認しなかったのかな?せっかく救命士にもできるようになったのに。こういうのが続くとやっぱりやらせないってことにもなりかねないんでは?

  2007.05.09

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• マイナス人員

  新人ナースが入ってきた。今年は7:1の影響もあり、かなり少ない。3人だけだ。例年10人ぐらい入れるのだが、もう無理らしい。病院全体でかなりの人手不足なので、いくら集中治療室とはいえ満足な配置ができない状況になっている。昨年度10人以上辞めているのに3人かあ・・・・マイナスじゃん!!さらに6月のボーナスをメドに辞める人が二人いる。どうなっちゃうのよ～、この病棟。休みの希望はとれないし・・・無理なシフトも多い。もう悪循環じゃあ～。マジで逃げどきかな。

  2007.04.16

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• アラーム見落とし

  名古屋大付属病院は１９日、２月下旬に心臓の手術をした７０代の患者の術後管理中に、致死性の不整脈（心室細動）を見落とす医療事故があったと発表した。患者は昏睡状態が続いている。 心臓の状態などを監視するモニターが装着されていたが、警報は作動せず、集中治療室の看護師が画面に表示された心臓の波形を見て異常に気付いた。モニターは最新型で、これまでトラブルはなかったという。 うーん、これはまずいんじゃないかな。ICUで起きてる事件ということで問題かも。ICUで心室細動を見逃すということは本来ならありえないこと。だったらICUの意味ないじゃんということともいえる。警報が鳴らなかった?アラームをオンしていたか?Aラインのアラームは?色々疑問もある。前にある循環器病院でアラーム見落としで死亡した事故があったなあ。あれは一般病棟だったみたいだけど今回は監視体制が万全のICUだからねえ・・・

  2007.03.20

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• 転職

  三月に7人退職する。かなりピンチだ。ベット数を減らすことになると思う。ちなみに三月は休みも少ない。あーあー、やっぱり人の少ないところは良くないね。看護基準効果の就職景気の波にのって転職でもするか?でも、どうやら看護基準に対しては見直しする案がでているので、来年もこのままの状況が続くわけではないかもしれない。今後は急性期で看護増員が必要なところだけ認めるとか。転職するなら今がチャンスか。

  2007.03.09

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• 認定看護師

  うちの病院には重症集中認定看護師がいるとことは前にここで書いたが、うちの場合その扱い方が下手でどうしようもない。認定看護師とはいえ、普通に受け持ちをしている。かといって、勉強会とかもしてるわけでもない。ほんとにただ、肩書きだけなのである。もちろん、知識はあるだろうけど。うちの場合、ペテランの先輩にはいくら認定をもってても太刀打ちできないし、意見も通らない。こういうのを見ると、別にあえてとる必要もないのかなあとも思ったりする。明らかに待遇とか、業務が変わるのならともかく、看護知識向上だけなら半年も学校に行くというリスクを負ってられない。病院によってはフリーで活動して色々コンサルタントの依頼を受けたりするところもある。でも、そんな風にフリーで動けるところってあんまりないようにも思う。WOCとかはその特性上フリーで動ける機会が多いと思うけどね。重症集中の場合は、その範囲も広すぎるし、医学と絡むことが非常に多いから、結局のところ呼吸ケアの指導が中心って感じもする。来年、ようやく認定看護師の養成学校の受験資格が得られる。必ずしも認定看護師が必要でもないなと感じる今日この頃。

  2007.03.05

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• 医師、一斉退職

  国立循環器センターで外科系ICUの専属の医師で7人中5人が一斉退職したというニュースがあった。国循のICUは20床でしかも、移植なんかもやってるから相当忙しいんだろうなあ・・・確かに過労で嫌になると思う。うちのCCUだって重症患者がいると受け持ちの先生はずっと残ってる。休みの日だって絶対くるし。やっぱ医師の勤務体制ってかなりひどいと思う。特にこういった急性期の分野は。なんかとしないと、産婦人科みたいな状況にもなりかねないんじゃ?

  2007.03.04

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• 人が足りない

  人が足りない。年末から退職者が相次ぎ、回らなくなっている。CCUは2:1の配置が原則だが、それが保てなくなったため、ベット数を減少させることになった。他の病院の話を聞くと病棟をまるごと閉鎖させているところもあるようなので、それよりはマシか。いっそのこと、うちも閉鎖してくれないかなあ・・・そしたらそれを理由に他の病院に行きたいな(笑)とにかくこの状態が4月の新人が来るまで続くことになる。といっても、救急がくれば断らないでガンガン受けちゃうんだろうけど。

  2007.02.07

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• 救命

  彼女が救命センターで働き始めた。循環器しかやったことないので、すべてが新鮮だという。今までまず見ることのなかった子供を見ることが多くなったらしい。確かに循環器病棟などでは子供は全くいない。そして多くの疾患・・・・・心臓だけを重点に考えていればよかった(よくないけど)以前よりも広い視点で考えなくてはいけなから大変みたいだ。確かになあ、自分も循環器ばっかりしか考えていない。そして意外にも思うかもしれないが心肺蘇生とかをほとんどやっていない。CCUだったら多いんじゃない?とかいわれるけど、そうでもない。心停止なんてそれこそ年に数えるほどしかない。だってここのCCUにきてから心臓マッサージなんて一回しかしたことない。彼女も心肺蘇生の経験はほとんどないが、今の救命では毎日といっていいぐらいCPA(心肺停止)がくるのでびっくりしている。うちで、心停止なんていうと、もうそれこそ大騒ぎ。医師も看護師も。でも、救命だともう慣れているというか、対応も冷静だという。やっぱり違うなあ・・・・もう少しうちも経験できれば・・・

  2007.02.03

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• 公立病院

  久々の日記。なんか日記も面倒になってきてしまった。先日、仲のいい同期がやめてしまった。みんなどんどん辞めていく。さみしいものだ。ここ一年でも相当人がやめたし、勤務表の自分の名前がどんどん上に上がっていく。もう既に中堅だ。まだまだ中堅ではないのに・・・・この前、公立病院のシフトを見せてもらったけど、やっぱり人が充実していた。スタッフの層が厚いこと。10年以上のベテランとかも結構いるし、バランスがとれている。それだけ辞めないってことだ。あ～公立病院でも受けようかな。10年勤務してン百万円も退職金が出たとかいう話を聞くと、民間でやってるのがむなしくなる。

  2007.01.14

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• ホワイトカラーエグゼンプション

  ホワイトカラーの仕事をしている人は残業をつけさせない・・・・そんなシステムが導入されようとしている。看護師ははたしてホワイトカラーか、ブルカラーか?まあブルカラーだろう。ホワイトカラー的なこともやるが、実際はブルカラーだ。

  2007.01.09

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• 呼吸療法認定士になった

  とりあえず、呼吸療法認定士に受かった。すごい感激はないけど、また来年受験せずに済んだという安堵感。まあ、この資格とったところでねえ・・・・・呼吸を勉強するいいキッカケでしょうな、これは。同じ病院で受けた友達もみんな受かった。合格率は50%とぐらいというが、ほんとにそんな低いと思えない。

  2006.12.23

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• 閉鎖式吸引

  最近になってうちのCCUにもようやく閉鎖式吸引システムが入った。これは、人工呼吸器で痰をとる場合に回路をはずさずにできる優れもの。回路をはずすことで、PEEPが解除されるし、その間は酸素化が得られない。だが・・・・ビニール袋につつまれた吸引チューブで吸引するため、イマイチ吸引している実感が得られない。それゆえに、痰がとれないとクレームもある。いや実際はとれてるんだけどね、新しいものをいれると反発する人はいるもの。特にベテランほどうるさい。もうどこの集中治療室でも取り入れてるのに、この病院は古いなあ考えが。認定看護師さんの説明などの甲斐もあってなんとか普及している。実際、spo2の低下も前に比べて少ない。あとは、時間ごとのルーチンの吸引をなんとかしなくてはな・・・・

  2006.12.12

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• こじつけ

  人工呼吸器からウィーニングし、抜管した患者がいる。とりあえず、その後も順調で再挿管になることなく経過。三日ぐらいして、急にwheeze(ヒューヒューする音)が聴こえ、spo2が下がるようになった。受け持ちのナースが、「やぱいよ、痰づまりだよ」と騒ぐ。となりにいたのでどれどれと見ると、痰づまりというよりは、うっ血じゃないのか?おしっこも全然でていない。「これうっ血が悪化してんじゃん?」と言うと、「いや痰づまりだよ」といって痰も出ないのにさらに吸引したりしようとする。結局spo2が下がってきたので、ドクターコール。レントゲンを撮って、うっ血著明。水を引くこととなった。spo2↓＝痰づまりだと思ってる人は結構いる。でも、それだけじゃない。色々原因はあるはずだ。それを考えようともせず、ただ痰のせいというのは、正直あきれてしまう・・・・・

  2006.12.04

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• マンション選び

  今年中に引越しすることが決まった。ずっと病院の寮にいたが、彼女との同棲に踏み切ることにした(寮だと色々あるもんで・・)もうそろそろ結婚もしようかと思ってのこと。ここ最近ずっと不動産めぐりをしていた。今まで、１人暮らしは全部寮だから、不動産に行くなんてのは初体験。勝手がわからず大変だったけど、ネットとかで知識をつけて色々回った。希望は日当たり良好、なるべく上の階で、家賃10万以下の2LDKか1LDK。しかし、こんな物件はなかなかない。10万オーバーならあるんだけど、予算的に厳しいようだ。しかし、10万を超えるなら買ったほうがいいような気もする。自分は、かなり悩むほうなので、大変こまった。3つまで絞ったけど、そこからなかなか決められない。彼女のほうがしびれを切らしていたぐらいだ。家賃で少し引っかかってたので、「じゃあ、家賃交渉して安くなったらここに決める」それで決めることにした。家賃なんて値下げできるなんて思ってなかったんだけど、実際はできるというのでびっくりした。とりあえず5000円下げられれば最高と思ってたが、やはり渋い。結局3000円で交渉がつき、おまけに礼金もタダにしてやった。これでようやく決定。あとは、契約して終わりだ。通勤が車で1時間近くなってしまうが、今のところに比べて格段にいい環境。ただ今は通勤は徒歩5分・・・・・ちょっと心配。

  2006.12.02

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• 重症化

  日記をかなりご無沙汰してしまいました・・・・・最近はやはり寒くなって患者が激増。しかも重症。亡くなってしまう方も多くなってきた。このCCUでなくなる人はほとんど見ないが、それほど重症化してるのだろう。まあ、いずれももう延命治療を希望してないケースばかりだが・・・・プリセプター少しずつ育ってきた。まだまだ足りない部分は多いが、業務的にはできるうになってきている。あとは知識が伴ってくれればいうことなし。だけど全然勉強してないのが分かる。やれやれっていっても本人の問題だからねえ。

  2006.11.30

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• 看護師争奪戦

  この日記で再三書いているが、看護基準が変わって看護師争奪戦が繰り広げられている。あの手この手で募集をかけている。うちの病院もなんとか7:1の配置が達成できているようだが、それ維持するのも大変なよう。年末が年度末にかけて大量にやめれば、たちまち崩れる。新卒ナースはできれば東京とかの大学病院に行きたがる傾向にあるから、みんなそっちへ集まってしまい、地方の中規模病院とかはマジで大変らしい。大学はとりすぎたとボヤいている人事も多いと思う。んで、そんな人員を確保できない病院はどうするかというと、ベット数を減らすしかない。人が集まらないなら、ベットを減らせば看護師の配置は増える。ただそれをやると収入にもかかわるので病院としても悩みどころ。でも、これは国の政策でもあるらしい。結局、日本はベット数が多すぎるため、減らす必要がある。減らしていかないと、健康保険が破綻するからだ。だから国は病院がベットを減らすのを間接的に狙っているはず。ただ、どこでも入れるといってうかれていても、すぐ辞めてしまっては意味がないんですけどね。こんな状況だからこそ、自分にあった病院を探すべきかもね。

  2006.11.12

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• 教育

  ほんとに最近、いじめや学校教育がテレビで連日とりあげられている。学校が問題と取り上げられることが多かったが、最近は教師側からみた生徒の問題も指摘されている。何かやれば親からはすぐガタガタいわれるし、生徒は生徒で言うこと聞かない学級崩壊状態。廊下に立ってろともいえないとあったけど、もう厳しく指導なんてのはできないんだろうな。教師の威厳がもう既になくなってるいるのかもしれない。気の毒だ教師が。よくやってると思う。自分ならもう絶対やりたくないね、教師なんて。自分も小児科にいけば子供と触れ合うことになる。でも、小児科はできれば行きたくない。小児科はよほど子供が好きな人以外はあまり行きたがらないのが多いように思う。親に疲れるからだ。教育を立て直すにはまず親から直さないと無理だろう。給食費払わないとかいう親がいるみたいだけど、だったら給食食うなっての。義務教育だから、払う必要ない?弁当もってけばいいじゃん。学校でお芝居をやっても自分の子が主役にならないと怒る親がいて、みんな主役にするとか・・・・もうアホかと。

  2006.11.11

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• 腎移植。

  宇和島徳洲会病院で病気のために摘出した腎臓を別の患者に移植する１１件の手術が行われた問題が話題になっているが、執刀医はもっと移植を広めるべきと告発し、色々批判を浴びているようだ。日本は世界一、人工透析が多いといわれている。人工透析で慢性腎不全患者の寿命が延びたのは確かだが、いかんせん治療費が莫大にかかる。たしか、一ヶ月で数十万かかるはずだ。それが一生続く。それでも健康保険でかなり安くなっているわけだが、健康保険の財政もかなりシビアな状態でもある。日本では健康保険があるからこそ、透析が普及しているといえるだろう。アメリカだったら、こうはいかない。だから他の国は腎移植が盛ん。将来的な面でも腎移植を普及させていったほうがいいと思われる。子供の心臓とかにしてもそうだが、色々抱えてる問題は多い。

  2006.11.04

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• いじめ

  いじめのニュースが最近多い。学校側がかなり非難されてるけど、実際いじめた子やその親たちは何もいわれていないような気がする。学校を責めるより、まずいじめた子たちに反省させるべきでは?先生達だってずっと監視しているわけにもいかない。監視カメラをつけて生徒の動向を見張るなんてこともできない。イジメなんてのはたいてい先生のいないところでやったりする。なんでもかんでもやりたい子供にさせている風景をよく街で見かけるが、そういうのがイジメにも少なからず影響していると思う。親の育て方とかももっとクローズアップされていいはずだ。

  2006.11.01

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• この季節

  いよいよ、CCUの季節到来。患者がガンガン運びこまれてくる。急に寒くなったからねえ。ここ最近はいつも満床状態。ほんと、いそがしい。出して、入って、出して入って・・・・ああこの感覚、思い出してきた。最近なかったこの感じ。

  2006.10.25

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• たらい回し

  奈良の救急受け入れ拒否で若い妊婦さんが死んでしまった事件が大問題となっているが、うーん、まあなんともいえない事件ですね。受け入れ拒否に関しては分かるような気がします。おそらくベットは空いていた病院もあったはずだけど、あの症例は受け入れなかったんじゃないだろうか。誰かもいってたけど、トラブルに巻き込まれたくないでしょうからね、病院は。ただでさえ、ハイリクス分娩なんかはあまり受け入れがないのに、合併症もあわさっていたら・・・・。訴訟社会になればなるほど、こういう事は増えてくると思う。難しいですね、この問題は。でも、公的な病院はこういうの断っちゃいけないと思いますけどね。

  2006.10.22

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• 看護の専門学校も4年制に?

  看護専門学校は今は3年制だが、将来的に4年制にする案もでているらしい。看護師のレベルアップと三年では教育の充実が見込めないからだという。うーん、しかし専門で4年も通うとなると専門のメリットないなあ・・・・だったら全部大学化したら?ってことだよね。それより3年間の中の教育のなかでいらないものを排除したほうが早いように思う。たとえば、一般教養なんてのは必要ないでしょ。音楽なんていう授業があったけど、そんなのやってる暇ないと思うんたけど。一般教養は高校や大学でやってるわけだから、わざわざ看護学校でやる必要はない。やりたいなら、通信大学とかいくらでもある。また、それが人格形成とかに役に立つとも思えないしね。それよりかは、専門的なことをもっと集中的に教育したほうが絶対必要。シーツ交換とかに長い時間をかけるぐらいなら、フィジカルアセスメントでも教えるべき。教育期間を長くすればいいってもんじゃないよ、看護は。

  2006.10.10

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• 移植

  腎移植のニュースが話題になっている。あれは、病院にも問題ある。病院もどんどんやりたいだろうから、深く調べなかったのかもしれない。まあ、いずれにせよ日本の法律を改正しないといけないと思う。海外で移植する人が結局多くなってるわけだから、国でなんとかしなくてはいけない。心臓移植とかだって莫大な金額でアメリカとかいってお願いするわけだ。でも、あれって優先的にやってもらえるんだろうか?金が集まったからといってすぐにドナーがいるとは思えないんだけど、そこはやはり自由診療のアメリカ。お金がある人は移植も早くできるんだろうか・・・・・だとするとまた問題だよなあ。とにかく、自分の国の患者は自分の国で治療するようにしてほしい。

  2006.10.02

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• トップの人間性

  年末にかけて大量に退職しそうな勢い。最終的には看護部長と面談だ。また、この看護部長が曲者で、説得というか反感を買うようなことしか言わない。今まで、世話してやったのにとかいう。まあ、確かに育ててもらったのはあるけど、その分労働で返しているわけで。私も昔、ある病院で辞めるさいに看護部長にこういわれた。「(辞めることで)君は社会的常識がないよね、もっと大人にならないと」と。そういうことを平気でいうあんたのほうが常識がないよって思った。なんか最後に吐き捨てるようにいう看護部長は結構いる。でも、辞めてしまうには病院側にも問題があるわけで、どんどん辞めていくのを抑えられないのは、看護部長の手腕の問題にもなるんじゃないか。今の看護部長もなんで人が沢山辞めるか、よくわかっていない。待遇とかそれだけじゃないことをわかっていない。というか、それを知ろうともしない。現場にも全く顔をださない。そんな大きな病院じゃないのに入社にしてから一言も話したこともない人もいる。そんなトップに誰がついていくものか。

  2006.09.26

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• 営業マンは口だけじゃない。

  今乗ってる車もボロボロになり、10万キロ近くにもなったため買い換えることにした。私は中古主義なので、中古を探していた。だけど、フラッと試乗をするために某ディーラーにいった。んで見積もりも出されてしまい、家に考えてよーく考えると、程度のいい中古車だと新車をおもいっきり値引けばそんなに変わらないことが判明した。20万ぐらいの差だったら新車のほうがいいに決まってる。ってことで早速値引き交渉が始まった。ネットとかを見て、相場などを調べてがんばったら、30万近くの値引きに成功。こんなに値引きできるものかと驚いた。初めての新車・・わくわく。しかし、車の営業マンも色々だ。ガツガツしてる人もいれば、のんびりしている人もいる。私が最初にあたった人は、ガツガツしていて、9月の決算だから早く早くとせかす奴だった。電話もしつこいし、感じ悪いのですぐやめた。ベテランっぽい人だったが、はっきりいって営業下手。人を不快にさせてるぐらいだからね。林文子という有名なセールスマンがいるが、女の営業マンだがトップセールスで売りまくった人だ。本も出てるけど、やっぱり買う人のことをよく考えている。セールスだから押せ押せではダメだと思う。よくデパートとかでも服見てるとすぐに店員がよってきて、うるさい事を言ってくるけど、あれは逆効果。そんなところはすぐに店をでたくなるってもの。営業って口だけじゃうまくいかない。

  2006.09.24

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• 人集め

  今年の四月から看護師配置基準が10:1が最高だったのが7:1になったわけだが、まだそれを実現できている病院は6.2%だという。全国でたった280施設だ。うちの病院も大募集しているが、なかなか集まらないようだどっかの病院グループはテレビのCMまで出していた。そこまでするか・・と思ったけど。でも、小さい人気のない病院はますます厳しくなるはずだ。

  2006.09.23

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• 自動精算器の前に人がいる。

  うちの病院にも普通に駐車場があり、そして自動の駐車券発行と精算できる機械が置いてある。だけど、なぜかそこに人がいる。人がいて、駐車券を渡し、お金を受け取る。は?意味ないじゃん。なんでこんなアホなことをやってるんだろうか?わからなければ、呼び出しボタンを押せばいいこと。もう無駄の極まり。こんなところに人件費を使うならもっと違うほうに使えっつうの。これはうちの病院にも限らないけど。ほんとにあきれる。

  2006.09.14

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• ありえない。

  富山赤十字病院で脳炎で入院していた２０歳代の男性に取り付けた人工呼吸器のスイッチを入れ忘れたうえ、心電図モニターを接続し忘れる二重の医療ミスがあった。電源スイッチ入れ忘れ?理解できない。普通、呼吸器つけたら作動しているかはチェックするのが常識。医師が電源を入れ忘れたとあったが、ナースは何をしてたん?このことからも、すぐに患者から離れたように感じた。さらにナースが心電図モニターつけるのを忘れていたとあったが、これも大問題。ありえないことだ。これでは訴えられてもしょうがない。こんな状態で人工呼吸器を見ているというのが怖いね。

  2006.09.12

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• 退職ラッシュ。

  最近、毎月のように人が辞めていく。結婚とか妊娠とか・・・・まあ、妊娠はともかく、結婚したからといって辞める必要はないと思うんだが?結局いいきっかけが出来たから辞めちゃえということか。寿退社は辞めやすいしね。さて、このペースで人が辞めていくと、冬から春にかけてとんでもなく忙しくなるのは間違いない。かといって人が入ってくる様子もない。それでも患者はがんがん入院してくる。これ以上人が辞めるならベット数減らしてほしい。冗談じゃない。

  2006.09.06

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• 呼吸療法認定士講習

  昨日まで２日間、呼吸療法認定士の講習にいっていた。朝9時から1８時までみっちり。学校時代を思いだした。さすがに集中力ももたないので、途中で眠りこけた。知ってることも多いし、なんか同じようなことばかり言ってるので聞くのも飽きた。知り合いとかも偶然いて、昔話に花がさいた。んで、あとは試験を受けて受かれば資格がとれる。こんなんでいいのかなあ。まあ、学会の認定の資格だから仕方ないか。

  2006.09.01

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• 幅広く。

  最近、他科の患者が多くなっている。基本的に循環器だけを見るCCUだが、他の病棟がいっぱいになれば、当然まわってくる。脳梗塞、COPD、肺炎・・・・。夏は、やはり脳梗塞が多いような気がする。血液の粘性が増すせいもあると思う。いつも循環器ばかり見ているから、他の科が入ってるくるとちょっと惑う。教科書引っ張り出して、再確認したり・・やっぱ心臓オンリーだけではまずい。

  2006.08.23

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• 愛育病院

  紀子さまが愛育病院に入院した。愛育といえば、産科で有名な病院。でも、まさかああいう方が民間の愛育にいくとは思わなかった。多分大学病院だと思っていた。でも、これで、愛育はさらに人気がでるだろう。もう殺到するぐらい混むんじゃないだろうか?これほどの宣伝効果はないから。

  2006.08.16

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• テキスト

  呼吸療法認定士のテキストが送られてきた。すごい厚み。昔のテキストを見せてもらったことがあるが、それより三倍ぐらい厚い。ずいぶん違いすぎるじゃない(前に受けた人は得だなあ・・)これを全部網羅しろってか?呼吸は好きだけど、これはさすがにげんなりしてしまう。合格率50%・・・なるほどね。受講料2万のうち、一万円分の価値はあるかもしれない。コツコツ勉強していくかな。

  2006.08.09

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• 個人輸入。

  薬の個人輸入というのがある。日本では医師の処方がない買えないものも、個人輸入だと簡単に買えたりする。バイアグラなんかはその最たるもの。個人輸入サイトを見ていたらびっくり、循環器薬まであった。ストレス緩和にインデラルというクスリがいいと。インデラルって・・・・心拍数を減らしたり、血圧を下げるクスリだ。循環器ではよく使う。そんなクスリを個人がストレス解消のために安易に使うなんて・・・やばいでしょ。あと、ダイエットにラシックス。ラシックスは強力な利尿剤。あんなの飲んだらかなり尿が出てしょうがない。脱水にさせて痩せさせる気か?しかし、あまり常用していると副作用の低カリウム血症などになって不整脈も怖い。まあ、個人輸入はすべて自分の責任で買うものだ。輸入代行者には責任は問われないのかもしれないが、警告はしておかねばいけないと思う。

  2006.08.05

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• 患者が看護師

  受持ちの患者が看護師。同業者が受け持ちというのは実にやりにくい。それもベテランだとなおやりづらい。全て見透かされているようで恐い。妙な緊張感がある。あっでもそれって普段が適当ってことか・・・・とはいえ、看護師が患者がというのはできれば避けたいものです。

  2006.08.02

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• なんでロス?

  水戸済生会で心臓手術ミスによる死亡事故というニュースが大々的に報道された。ロス手術という難しい手術をあえて選んでやったのがまず理解できない。ロス手術は、大動脈弁狭窄症などで悪くなっている大動脈弁を切り取り、切り取った後に自分の肺動脈弁を上下の血管と伴にもとあった大動脈弁の所に移し替えるというもの。成人でやるのはまずないと思う。(自分はみたことない)そもそもこれができる病院なんてそんなにないし、そんな医師も少ない。セカンドオピニオンをしていれば、間違いなくおかしいと言われたと思う。外科医だから、やりたかったんだろうけど、この訴訟時代によくやったものだ。お気の毒としか思えない・・・・

  2006.07.31

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• 出身大学

  うちには全国各地から研修医が集まってくる。前の大学病院は私立なのでそこの大学出身者しかいなかった。よく私立医はボンボンが多いと言うけど、実際関わってみると国立もボンボンが多い。いや、逆に国立のほうがボンボンではないかと思ってしまうほど。でもまあ、看護師から見たらあんまり変わらない。能力もはっきりいうと、差はよくわからない。臨床は偏差値ではやっぱり優劣つけられない。いくら頭良くても、判断力がないと困る。今回も、急変が起きた患者がいて、旧帝大出身の医師を呼んだが、全然指示をくれない。そのまま、ずっと考え込んでいた。ボケっ、早く指示ださんかいっと突っ込みたくなるぐらいジレったかった。よく病院のホームページなんかにどこどこの大学出身って必ずって言っていいほど記載してある。そんなの何でもいいじゃん。医師にとって出身大学は重要な看板なんだろうね。

  2006.07.30

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• 脳梗塞

  暑い、暑い。いきなり何だこの暑さは。暑くなったせいか脳梗塞が多い。暑いと汗かいて、脱水になって、血が濃くなるからだろうか?CCUにも、入院中に脳梗塞を起こした人がいる。麻痺が出現して気づいたのだけれど、もう梗塞は完全に完成されてしまっていた。こうなるともうあとは、いかに進行を食い止めるかしかできない。脳梗塞にも積極的な治療はあるにはあるが、適応がかなり狭い。発症して三時間以内に血栓溶解療法をしなければいけないが、三時間というのがクセもので、診断してすぐに治療できるケースはなかなかない。適応にはずれてもやれば、出血という重大な合併症を起こす可能性があるし、そうそう使えないようだ。心臓だったら12時間以内というそれに比べたらずっと長い時間があるため、ガンガンやっているわけだ。最近脳卒中科などが増えてきているし、より専門性のあるところではSCU(脳卒中集中治療室)なるものを設置してやっている。脳梗塞の治療はこれから色々と発展していくはずだ。

  2006.07.26

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• 長い手術時間

  王監督の手術が成功したようだが、手術時間が７時間という長時間に色々意見がでている模様。7時間はちと長いようにも思う。それと、全摘でなんで腹腔鏡なんだろう?開腹してやったほうが早くて的確にリンパの郭清できたんじゃないのか。消化器外科のことはよく分からんけど、単純にそう思ってしまう。腹腔鏡は確かに、傷跡は少ないけど、それで取り残しがあったんじゃ本末転倒だしね。まあ、数年後何も起こらなければそれでいいんだけど。

  2006.07.24

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• アラーム消音で死亡

  群馬県立心臓血管センターで、男性患者が心停止状態に陥り、２８分間放置され死亡。胸部大動脈瘤で入院し手術。さらに脳梗塞をおこし、意識不明。心拍モニターの波形が心停止状態になっていることに看護師が気付いたが、記録を見ると、心停止状態になったのは２８分間前で、その間見落とされていた。蘇生治療を施し、男性はいったん心拍を回復したが、死亡。心拍モニターは病室の音量は無音に設定してあった。前にも心臓で有名な榊原記念病院でも同じような事件があった。今回は警告音量を無音にしていたという点で重大な過ちを犯している。事故のあった病棟は37人の患者を3人で見ていたようだが、これは数としては特別に少ないわけでない。むしろ一般的には多いほうともいえる。とにかくこの事件は言い逃れもできないし、致命的。ただ、病棟だとこういう事故はありえなくもない。忙しいところだと、アラームにすべて対応できない状況はよくある。今は集中治療室だからすぐに対応できるが・・・・・この事件を通してやはり思うのは、看護師の配置が少ないということ。欧米諸国よりもはるかに少ない看護師の人数で運営されている日本の病院の現実はそろそろ見直されてもいいはずだ。

  2006.07.22

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• 高額医療

  CCUに長期化した重症患者がいる。人工呼吸器にPCPS・・・10個近い点滴。回復はもう99%ありなえい状態。医療費は一体いくらかかるだろう。おそらく1000万近いと思われる。助かる見込みがあるのならともかく、こんな状態でいつまで続けるのか。家族の負担は増すばかり。請求額みたら驚くはずだ。でも、保険制度が充実している日本はまだマシなのかもしれない。アメリカとかでは、とんでもない医療費になってしまうようだ。だから、高額な医療機器などは日本に比べて使うことが少ないと聞いたことがある。とても払えないと。日本の医療保険制度は世界に誇れる優れたシステムであるが、こういうケースが多くなるといずれ破綻してしまうと思う。医師も治療だけでなく、医療費のことも説明する必要があるようにも思う。助かる見込みがあるのならともかく、絶望的な患者に対しては一考の余地があるんじゃないか?。お金の問題じゃないと思う人もいるだろうけど、家族の生活を脅かすこともあるわけでタブー視できない。

  2006.07.18

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• 看護研究なんていらない。

  看護研究ってのがある。うちの病院では毎年必ずやることになっていて、各部署で取り組まなければいけない。これにあたると大変で、休みの日も出てきてやるようになる。今回は自分ははずれたので良かったけど、冗談じゃない。やるのは結構だが、やりたい人だけでやってもらいたいものだ。病院としては、看護研究とかやってることでアピールにもなるんだろうけど、嫌々やらされてる立場としたら迷惑なことだ。仕事に関係ないことで残ったり休みの日までつぶされたんではかなわない。看護研究でそれが実践に生かされればまだいいけど、なんの役にも立たないことがほとんど。だって自主的にやってるんじゃないから、当然そうなる。それに内容もつまらないから、誰も過去の研究内容を読んだりしない。自分たちで、臨床で改善したいこととか、検証してみたいことを自主的に本格的の取り組まなければ、いい研究なんて生まれないと思う。

  2006.07.16

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• セカンドオピニオン

  セカンドオピニオンが流行っている。セカンドオピニオンとは、病気になった場合に主治医による治療方針の他に別の病院などの医師に違う視点で見てもらうこと。この四月から、情報提供した医師に対して診療報酬が与えられることになり、セカンドオピニオンの普及が広まっているようだ。うちも循環器では実績ある病院であるため、セカンドオピニオンで訪れる患者はどんどん増えている。患者の年齢が若くなるにつれてそれは顕著になるような気がする。昔の人は信頼関係を大事にしていることが多いが、若い人はドライな視点で見ているせいかもしれない。自分だって何か手術が必要と言われたら、調べまくっていい病院を探す。これらは、昔ではあまりなかったことだ。古い医療体質が変わってきている・・・・病院にとって厳しい時代が来たようだ。

  2006.07.11

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