カテゴリ:夫婦・恋人・人間関係
いまさらあらためて書くことでもあるまいが、確認の意味で一言。
セックスについて、男と女で何でこんなにも違いがあるの?という場面に接することがある。 その原因はホルモンの差による。 「テストステロン」は男性ホルモンの主役的存在。 これは、衝動的・攻撃的なセックスへと駆り立てる役目をもっている。 女性だってこのテストステロンも持っていない訳ではない。 でも男性の20分の1~40分の1というごく微量。 男性はこのホルモンの働きが「スイッチON」になったらどうなる? なりふりかまわず女性に対してセックスを求めるようになる。 極端な場合、愛している云々は抜きで、性欲発散のためなら・・・という普段考えられぬ行動に出ることだったある。 テストストロンの値が大きい男は、セックスの相手を頻繁に変えたり、浮気を繰り返すという調査結果も出ている。 考えたら恐ろしいことだ。 たまに巷で男の起す性犯罪は、こんな原因がきっかけということもある。 といっても、普通の男性はその前に理性が働くので、恐ろし犯罪にまで至ることはまずない。 でも絶対犯罪に発展する可能性を否定は出来ないことに注意が必要だ。 一方女性はどうだろう? 女性ホルモン主役の「エストロゲン」が促すのは、もっと穏やかな性衝動なのである。 愛する人と一体感を味わいたい。 これは、肉体的なことだけでなく、心も含めた親密な一体感の受け身的な働きなのである。 だから、およそ男性が考えるような「どの男とでもいいからセックスしたい」なんていう衝動はまずない。 「好きな人とならただ手をつないでいるだけでいい」 「そっと隣にいて寄り添い、肩を抱かれているだけで十分」 これだけで十分性的な快感が得られるというから、男性にはとても想像もつかないことなのだある。 女性は「男性がセックスしたくてイライラする気持ちなど理解し難い」 男性は「女性が好きな人と一緒にいるだけで幸せという気持ちが理解し難い」と思う。 公園の夜桜の下でロマンチックなデートをしている光景にお目にかかったとしよう。 女性はこうやって寄り添っているだけで、セックスをしていると同じくらいの幸福感に酔いしれ満足している。 ところが男性は「はやくこの状態から脱し、一刻も早くセックッしたい」とイライラしているのが正直な気持ちなのだ。 お互いこの性差が分かり、それなりの思いやりが出るようになったとき、初めてベストカップル誕生なのだと理解しよう。 なかなかそこまでいくのは難しいけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月06日 00時26分37秒
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