カテゴリ:ことわざから
「平家にあらずんば人にあらず」とまで言われ、飛ぶ鳥を落す勢いだった平家一門。
でも、この平家繁栄はわずか18年しか続かなかった。 すなわち、平清盛が大政大臣になったのも束の間、壇ノ浦の戦いで滅亡してしまうのに18年しかもたなかったのである。 このような例は古来からいくつもある。 「栄枯盛衰は世のならい」とはよく言ったものだ。 だいたい、こういう事態をまねく原因は共通している。 現在どんなに栄えているようであっても長続きしない。 たまたま幸運に恵まれて得たかもしれないのに、それを鼻にかけて高慢に振る舞ったり、自分の実力と勘違いし、権力をかさにかけてほしいがままに振る舞うとき、それらの者を回りは援護してくれない。 やがて早かれ遅かれ滅びていく。 先の衆院選のときの記憶はまだ国民の意識のなかにしっかり残っている。 あのときの公約、あのときの大義名文は何だったか。 そしてその後、政治はどう変わったか。 今回の地方統一選挙および22日投票の沖縄県・福島県の参院補欠選挙結果が、7月におこなわれる参院選の前哨戦と位置付けられている面がある。 今回の地方選挙で激戦を勝利した議員さんは、さぞかしホッとしていることだろう。 これから4年間は安泰だ。 でも、訴えた公約をどれだけ実現に向けて努力したか、有権者はしっかり見ている。 いや、有権者はそれを確かめるべきであろう。 平家のごとき奢り高ぶる政党はなさそうであるが、すでに地方選で当選した議員さんははたしてどうかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月09日 22時42分54秒
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