カテゴリ:社会の一こま
このところ日本でも世界でも銃による悲惨な事件が続いている。
いつ何とき、自分もそういう場面に遭遇しないとも限らない。 考えたら恐ろしい。でも、だからと言って何処にも出かけない訳にはいかない。 なるべく危険な所に近づかないことを心掛けるとはいえ、確実にそういうところから回避出来る保障は何一つない。 もし危険な場面に遭遇したら、そこに居合わせた人達と力を合わせて逃げ出すことにしょう。 ところが、今日のネットニュースで、お互い助け合うことさえ出来なかった事実を知り、ちょっと考えさせられた。 ニュース内容は次の通り。 大阪府警淀川署は21日、JR北陸線の富山発大阪行きの特急「サンダーバード」の車内で昨年8月、大阪市内の会社員の女性(当時21歳)に暴行したとして、滋賀県湖南市石部南、解体工、植園貴光被告(36)を強姦(ごうかん)容疑で再逮捕した。当時、同じ車両には約40人の乗客がおり、一部の乗客は異変に気付いたものの、植園容疑者にすごまれ、制止できなかったという。 調べでは、植園容疑者は、昨年8月3日午後9時20分ごろ、福井駅を出発した直後に、6両目の前方から2、3列目にいた女性の隣に座り、「逃げると殺す」「ストーカーして一生付きまとってやる」などと脅し、繰り返し女性の下半身を触るなどしたという。さらに、京都駅出発後の午後10時半ごろから約30分間にわたり、車内のトイレに連れ込み、暴行した疑い。女性は車両前方のトイレに連れて行かれる途中、声を上げられず泣いていたが、付近の乗客は植園容疑者に「何をジロジロ見ているんだ」などと怒鳴られ、車掌に通報もできなかったという。 自分がそこに居合わせたらどうだったろう? 勇気を振るい起して制止行動もしくは通報行動を起すことができただろうか。 もしかしたら,体が硬直して声も出なかったかもしれない。 へたな反抗をして自分に危険が降り掛かったらたまったものでないと自己防衛に走ったのかもしれない。 でも、だれか勇気を出して立ち上がる人がいたら、一緒に同調し応援したかもしれない。 その場に居合わせなかったらちょっと予測はつかない。 自分ひとりで誰も後方支援がなかったらこういうことの解決は難し。 でも、一緒に行動する心強い人が現れたら状況は一変する。 これこそみんながスクラム組んで悪と闘う姿の原点なのだろうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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