カテゴリ:社会の一こま
昨日、大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」で、ジェットコースターの車軸が折れて脱線し、乗客の会社員、小河原良乃さんが死亡、19人が負傷という大惨事が起きた。
いろいろ調べが進むにつれ、ずさんな点検管理体制が明らかになり世間の顰蹙をかっている。 本来なら既に点検しなければならなかったのに、大型連休後の今月15日に先延ばしされており、昨年1月下旬以降1年3カ月以上、検査が行われていない状態だったという。検査の内容もお粗末のようだ。 でも、こんなずさんな管理は今回に限ったことでなく別に珍しくもない。 ついこの前まで問題の渦中にあった原子力発電所の管理だってお粗末だった。 高野連が問題にした特待生の件だって、今更何も騒ぐことでもあるまいにということを大きな問題にしてしまった。 こんなショッキングな話しもある。 ある食品会社の社長は、自社の食品添加物の恐ろしさを知っているので「我が社の食品は食べない」と豪語している。 ある大手製薬会社では、従業員に薬害について説き、なるべく薬は服用しないように呼びかけておりながら、自社の薬のCMに巨額の宣伝費を投じている。 ある農家では、自家用の米や野菜だけは無農薬で化学肥料は使わないものを食し、市場に出すものと区別している。 こうしてみると、世の中自分さえ良ければという風潮の強いことから発生した問題である。 たまたま運悪く問題が露呈してしまっただけの話しということではこの末が恐ろしい。 自分のことをどれだけ防衛出来るかもう一度考えてみる必要がありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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