オニャンキーの世界

日本列島まだまだ灼熱地獄。

でも、今日の新潟は朝から雨。それも時々「どしゃ降り」

昨日までの暑さは何処へやら。

雨が灼熱を冷ましてくれたようだ。

日中の気温も３０度以下。もちろんクーラー不要。

これで今晩はぐっすり眠れそう。

暑くて寝不足気味だったので「ありがたや　ありがたや」だ。

そこで思い出した歌、昭和３５年（１９６０年）の

「有り難や節」

作詞作曲：浜口蔵之助　歌；守屋浩

　有難や有難や　有難や有難や
　金がなければ　くよくよします
　女に振られりゃ　泣きまする
　腹がへったら　おまんまたべて
　寿命尽きれば　あの世行き

　有難や有難や　有難や有難や
　恋というから　行きたくなって
　愛というから　会いたがる
　こんな道理は　誰でもわかる
　それを止めたきゃ　字を変えろ
　有難や有難や　有難や有難や

　有難や有難や　有難や有難や
　デモはデモでも　あの娘のデモは
　いつもはがいい　じれったい
　早く一緒に　なろうと言えば
　デモデモデモと　言うばかり

　有難や有難や　有難や有難や
　近頃地球も　人数がふえて
　右も左も　満員だ
　だけど行くとこ　沢山ござる
　空にゃ天国　地にゃ地獄
　有難や有難や　有難や有難や


　有難や有難や　有難や有難や
　酒を呑んだら　極楽行きと
　思うつもりで　地獄行き
　どこでどうやら　道まちがえて
　どなる女房の　閻魔顔

　有難や有難や　有難や有難や
　親の教えは　尊いものよ
　俺もそろそろ　みならおか
　おやじゃええとこで　酒呑んでござる
　勉強ばかりじゃ　親不孝
　有難や有難や　有難や有難や

この時代は、高度成長期の入る直前。

私もよく口ずさんだ歌の一つである。

この歌に対するコメントにこんなことが書かれている。

これほど人を食った歌は珍しい。
同時にこれほど生活の真実を歌った歌も珍しい。
普通に生きる人間が普通に感じることを歌った歌である。
一見投げやりとも思える空虚観が見える。
が、その実、庶民の底知れぬ生活エネルギーを感じさせる。
戦後の虚無が幸福の獲得へ反転し、この年末に始まった高度成長経済政策のスタートとともに、国民全体が幸福を求めて上昇を開始したことを告げる歌である。

どうも現在とは違った時代環境のようだ。
そこで一曲作詞

♪有難や有難や　有難や有難や
　今日の涼しさ　極楽気分
　昨日の暑さは　地獄だった
　これで終わりじゃないとはいうが
　それでも今夜は　熟睡だ　　♪


まだまだ暑い日が続いている地方のみなさん、ちょっと皮肉な日記でご免なさい！