カテゴリ:夫婦・恋人・人間関係
「酒は百薬の長」ということは今まで何度も書いている。
言うまでもなくお酒は適量を飲むだけなら体の新陳代謝を促し健康に良いとされ、逆に飲み過ぎは体を壊す元凶となり、「百毒の長」と化す。 今日はそんな言い古されたあたり前のことではなく、別の角度から見た酒の楽しみ方を紹介。 さて男性の貴方は次のうちどちら派? (1)酒は燗、肴は刺身、酌は髱(たぼ) お酒を旨く飲める条件として、お燗は適温(人肌程度)がよく、肴は新鮮な刺身、酌は若い女性がよいという意味。 「髱(たぼ)」とはうしろに張り出した日本髪の部分を表し、若い娘のことをさす。 男性にとって上記3条件が揃えば、もう言うことなしというのだが・・・・ 私は燗より冷やのお酒が好きだ。もちろん新鮮な刺身も好きだが、若い頃は刺身は生臭くてとても食えなかった。きっと我が家が貧しく、そんな生きのいい魚など買えなかったのが原因かもしれない。 だから若い頃は酒の肴は、刺身以外を好んだものだ。 もう60を過ぎたこの歳になると、飲み屋さんであんまり若い娘と会話しても話題がいまいちシックリいかない場合がある。少し熟女の方が話しが弾む場合が多い。 その点こちらの言い分どうだろう。 (2)酒は古酒、女は年増 新しい酒よりも古い酒の方が味わいも深い。もちろんいい酒でないとダメであるが。 同じように若い娘よりも少々歳をとっている女性の方が、濃くて細やかな愛情を注いでくれるので良いという意味。 古酒も年増も、この道に長けたひとの言い分。「まだ尻の青い若造には多分この良さなどわかるまい」なんて粋がうご仁も? 私は(2)のレベルにはまだまだほど遠いが、(1)より(2)の方を選ぶことは確実だろう。 「古女房 今日もお酌の お相手に」 このたぐいなら、もう満点亭主だろう。 ただ「ちょっと!古女房はナイデショ!」とお叱りを蒙るかもしれないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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