カテゴリ:社会の一こま
早朝ものすごい雨が降った。
雷鳴もすごかった。 滝のような雨が長時間続いた。 私は十数年前の豪雨で、会社の倉庫に水が入り、後処理に大変苦労したことを覚えている。 まさにそのときと同じような光景だ。 もう今の会社の責任ある立場でないので、放っておいてもいいことなのだが、そうは気が済まない。 実際の状況を把握したくて朝の4時に家を出た。 以下、私が感じたことをさっそく東京の本社の社長宛ファックスした内容の一部を紹介します。 『 平成19年8月28日 ○○○業(株)本社 ○○社長殿 ○○○業(株)新潟工場 ○○○○(私の名前) 報 告 おはようございます。 新潟市は今朝3時半~4時にかけて滝のような激しい雨が降りました。 十数年前の浸水被害があった豪雨と同じような状態で、低い所は床下浸水の状況です。 私はちょうど雨が止み始めた4時に完全武装して工場がどうなっているか確認のため家を出ました。 もちろん車はエンジンに水が入る恐れがあるので徒歩で。 途中土地の低い所の住民が20センチほどの水位のある道路に出て不安そうに空を見ていました。 水かさがある所を避けながら回り道して工場に着いたのが5時でした。 普段歩いて30分のところ、倍の1時間もかかりました。 心配した「○○○業 新潟工場」の浸水等の被害は皆無でした。 やはり地盤を高くしたのが効果ありで、トラックヤードの床も道路から1メートルくらい中までしか濡れ ていませんでした。 ちなみにすぐ隣接している○○会社の状況を見たら、通用門の守衛室前は10センチくらいの水位でまだ 水が引けておりませんでした。 構内のJR貨物用引き込み線路は、完全に冠水しておりました。 帰りがけ正門の保安室に顔を出して被害状況を確認したら、停止した機械は無しとのことでした。 以前は低い所のモーターが冠水して何台かの機械が止まりましたが、今回はその対策は万全だったよう です。 倉庫の方の被害の有無はわかりません。 とにかく「かなり激しかった雨でも、○○○業 新潟工場は大丈夫だったということが確認できました」 ので、報告申しあげます。 往復約2時間、上下ゴムの雨合羽を着て長靴姿で歩き通しで家に6時過ぎ帰りましたが、絞るような汗 でびっしょり、「昨日飲んだ水分は完全に抜けた」と妻と大笑いしました。 簡単ですが本日の現地見聞状況を報告申しあげます。 以 上 』 上記の報告書で大体の状況はお分かりになったでしょうか。 下の画像は携帯電話のカメラで帰りがけ(朝6時頃)撮ったものです。 このように低い場所の道路は雨が止んで2時間経ってもまだ水が引いておりませんでした。 早朝からの活動で疲れ、早々と床につき、いまこの日記は翌日になっての打ち込みです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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