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2007年09月15日
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カテゴリ:社会の一こま
こちら新潟地方の天気予報は先日まで曇りか雨の予報であったが、実際は快晴で温度も上がり真夏に逆戻りだった。
もう今年は使うことはないかなと思っていたクーラーがまたお出ましだった。

でも、秋の天気は変わりやすいというのが一般的ではないだろうか。
真夏のころは高気圧におおわれ、連日晴れの日が続いた記憶が残っているのでなおさらかもしれない。
初秋から中秋にかけては夏のころのように小笠原高気圧の勢力が強くないから、大平洋の方から吹き込む暖気と、大陸の方からの冷気とが接触してできる前線が不安定となり、日本の上を南下したかと思うと北上して来て、このために天気が変りやすく、天気予報官泣かせの季節でもある。
その変わりやすいものの例えとして「○心と秋の空」とよく言われるが、これは男か女か?

私はてっきり「女心」と思っていたが、歴史をひもとくとそうでもないらしい。
本来は「男心と秋の空」といった。
例えば室町時代の狂言「墨塗」の中では「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」という表現がある。
和歌でも男心は浮気で移ろいやすいものとして扱われる。
やがて男女の関係が変化し、女心―に変わったのは大正~昭和の頃だという。
今でも「女心と秋の空」とい表現が載っていない辞書は多いというから、「女心」はまだ正式に認知されていないのかもしれない。

恋心はどちらがうつろいやすいかで決まるとしたら・・・昔は男が主導権を取っていた関係で「男」となろう。
でも現代は女性が強くなり、男性を選ぶ時代。
当然「女心」となってもおかしくないかもしれない。

ちなみにイギリスでもよく似た表現がある。
A woman's mind and winter wind(change often).
女心と冬の風はよく変わる、イギリスの冬の風は強くなったり弱くなったりして変わりやすいことからこんな表現があるらしい。

最後にこんな歌も出ているが、聴いたことありますか?

女心と秋の空

作詞作曲:むじろう

泣いたり笑ったり怒ったりしている
今日の天気は晴れなのに雨が降る

女って本当に複雑な生き物だ
笑っていたとしても心の中は不安だらけ

女心と秋の空 泣いたカラスがもうわろった
女心と秋の空 これから気楽に付き合ってあげるよ

メールくれたり 電話かけたり
そんなことも いまごろどこ吹く風

女って本当に複雑で繊細で
泣いてていたとしても 心の中は快晴なの

女心と秋の空 泣いたカラスがもうわろった
女心と秋の空 明日は晴れかなそれとも雨かな

女心と秋の空 泣いたカラスがもうわろった
女心と秋の空 これから気楽に付き合って上げるよ








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最終更新日  2007年09月15日 22時13分57秒
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