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2007年10月15日
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カテゴリ:社会の一こま
プロボクシング世界戦で亀田大毅選手の違反行為でリングを汚した暴挙に対し、日本ボクシング協会(JBC)は厳罰で臨んだ。

結果はあらためて述べるまでもあるまい。

今回の一連のトラブルの原因はいろいろ言われているが、結局は自分達のやることは間違っていないという錯覚があったことではないだろうか。

確かに幼い頃から父親の猛特訓を受けてめきめき実力を付けて来たことは間違いない。

その頃からマスコミの注目を浴びるようになった。

当然人気も出て来た。

余りにも順風満帆にきた環境がいつしか横道に反れ始めた。

たしかに過激な発言やパホーマンスが今までの選手になく目新しい姿に映った時期もあった。

さらにそれは助長され、言ってはいけないことでも、彼らにとっては許される範囲と勘違いし始めた。

これまでの、外人選手との対戦ではそれでもまだ通用した。

でも、今回は世界チャンピオンに対して調印式の際の言動や態度はあまりにもひどかった。

これでは、国民から批判の目で見られても不思議でない。

たとえば、18歳の若造が、31歳の先輩に対し「内藤君!」はないだろう。

最大限の自己を誇示することに終始し、最低限必要なマナーさえ実行出来ない人物を作り上げてしまた。

それは全て父親である史郎トレーナーと一部マスコミの煽動にあると思う。

TBSの応援を受け、ここまで伸びて来たことの自信。

ある程度のことは何でも許されるとの特別人間だという錯覚。

みんなからチヤホヤされたり褒められたりすることがすべての声だと思った錯覚。

どうして周りからのアドバイスを素直に聞けなかったのだろうか?

とにかく世間をあまりにも甘く見過ぎていた結果であろう。

その集大成が先に試合だったとしたら、まことにお粗末極まりない。


結局は「裸の大様」でしかなかったのかもしれない。

今回の厳しい処分で亀田一家は消えてしまうのか、それともいい意味での「なにくそ」の精神でまた這い上がってくるのか。

あとは静かに見守るしかない。

世間は一度堕ちた人間をそう簡単には受け入れてくれない冷たいところがあるからな~。

もうしばらくは、この話題がマスコミの場でのぼるだろうが、やがれ忘れられてしまうのは時間の問題。

もう私も、この問題でブログに亀田家のことについて触れるつもりはないだろう。





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最終更新日  2007年10月16日 06時10分52秒
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