カテゴリ:夫婦・恋人・人間関係
「夫婦元気で仲がいい」というのが理想的だと思う。
でも、それはある程度条件を満たしてはじめて言えることかもしれない。 24時間いつでも顔を合わせて一緒にいたとしたらどうであろうか? こんな意見を目にする。 「朝から晩まで主人と一緒に家にいると妙に気が重くなります。とくに手の掛かる主人ではないし、やかましくとやかくいう人でもないのですが・・・・・」 「家内の趣味に合わせようと、一緒にウオーキングや趣味の倶楽部に一緒に行きたいと言ったのですが。あまりいい顔をされませんでした。何でもかんでも夫婦一緒は良くないようですね」 それまで伝書鳩のように会社と家を行ったり来たりしていたのが、定年という節目で毎日家にゴロゴロされたらもんでは、妻にとっては目の上にあがり、ストレスをいだく原因にもなり兼ねない。 「亭主元気で留守がいい」というこの言葉、とても切実感が漂っているように思う。 私も65歳定年になり、贅沢しなければ何とか年金生活で食べていける境涯になった。 だから家でのんびりしても全然問題ないはずなのだが、なぜかその道を選ばなかった。 身体を動かせる間は無理しない程度にまだ働きたいという気持ちがあったからだ。 さいわい、いままで勤めていた会社からも、仕事に詳しい私から今まで通り勤めてもらいたいという要望があった。 もちろん責任職を外し権限はなくなり、いただく給料も約半分になったが、健康のためにはすこぶるいい。 何といっても責任ある立場から外れたことで、煩わしいことから開放され、まったくストレスが生じない。 そして日曜日の休みは、妻が昼間仕事に行くので夫婦が長時間顔を合わせていなくていい。 私も誰もいない日曜日、私は誰からも束縛されず好きなことをして過ごせる。 家でうるさいと言われずに済むメリットもあるから夫婦間のストレスもたまらない。 だから反対に夕食のとき、いろいろ積もる話しで会話も弾むことになる。 そして月1回の一泊旅行で、しっとり夫婦水入らずのひと時を過ごせる。 このときだけは、トイレ以外はいつも一緒(笑) この余韻はしばらくの間は残るから、家に帰って来ても思い出してはまたよき関係を呼び戻せる(言わんとしていること分りますよね) こういう変化のある夫婦関係が、もしかしたら現役長続きのひとつの秘訣かもしれない。 これならバイアグラの必要もない。 もうしばらく元気な間は、老体ムチ打って外で働くことにしよう。 ムチを打たれても、それが快感になるなら喜んで・・・・決してサド・マゾの気はないんですが(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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