カテゴリ:社会の一こま
今日4月1日は「エィプリルフールの日」だ。
でも、そんな冗談を言ってるヒマがないほど全国は騒々しかったような気がする。 まず、特定財源税の期限切れでガソリンスタンドの関係者は、値段を下げようか据え置きにしようかでてんてこ舞いの様子。 さっそく妻は、ガソリンが底をつきそうだった車に安くなったスタンドで給油してきたようだ。 やっぱり、誰しも安い方に流れるのは世の常。 この件は、与党と野党の政局がらみの争点になっており、本来ならもっと根本的論議がなされなければいけないのに、表面的なことだけに目を奪われている様な気がする。 さっぱり進展しない国会に、国民のいら立ちはますます高まるのではなかろうか。 どうせなら早く選挙で決着をつけたらどうなのだろう? 次は今日から始まった「後期高齢者医療保険制度」の件。 私は確か2月9日の日記でこんな一節を書いた。 『この制度は誰でもみんな75歳の誕生日を迎えると、現在の制度から新しい制度に強制的に加入変更させられことになる。 高齢者の中でも後期がつけられて「後期高齢者」となると、後わずかの寿命の人というイメージが浮かんでくる。 これはちょっと、該当者に失礼な言葉ではあるまいか。』 全文はここをクリックして参照。 初日の今日は、さっぱりこの制度の徹底が図られていなかったようで、問い合わせが殺到しているという。またいろんな問題点が浮上している。 そうしてこんな制度が強行採決されたのか疑問が残る。 また名称が適当でないと、やっと福田総理から変更を要するというコメントが出たとか。 ちょっと後手後手の気がしてならない。 次のようにネットニュースが報じている。 『福田康夫首相は1日の閣僚懇談会で、この日から始まった75歳以上の人全員が加入する後期高齢者医療制度について、「周知不足。ネーミングもよくない」と指摘し、通称を「長寿医療制度」とするよう舛添要一厚生労働相に指示した。 政府は06年の医療制度改革で、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と位置づけ、新制度の名称も「後期高齢者医療制度」としていた。3月20日には「後期高齢者医療制度のお知らせ」と題した3600万部の政府広報を各戸配布したが、年配の人を中心に「勝手に線引きされ失礼だ」「末期と言われた気がする」といった批判が続出していた。』 もう一つは入社式の件。 全国で、今日は新入社員の入社式が行われところが大半。 主だったところの代表者の訓示がテレビで紹介されていた。 「あれっ、あなたがそんなこと言っていいの?」という知事や代表の話しがいくつもあったような気がする。 これからその発言が波紋を呼ぶような気がしないでもない。 そんな人の元でこれから働く若者は、はたして言われていることよく分ったのかな~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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