カテゴリ:夫婦・恋人・人間関係
夕飯を食べながら、今夜のTBS系テレビ番組「徳光和夫の感動再会!“逢いたい SP」を観ていたときのことである。
「私も、勉強がついていけず、授業のときも別のことをやっていた(勉強していない)。まるでお客様扱い状態のときがあったんだよね~」 そして、「だから自分では結婚なんか出来るはずがないと思っていた」というのである。 この言葉、私は初めて聞く言葉。 結婚してこのかた、妻の家庭的にあまり恵まれていなかったことは聞いてはいたが、人並みの結婚さえも、諦めていた時期があったとは・・・・・・ 「だから、こんないいひとに巡り逢えて幸せ!」と・・・・・・ おいおい、そこまで言われると、私としてはどう答えていいか言葉に詰まってしまう。 「そうだよ。俺が一緒になってやらなかったら今頃どうなっていたか」とは、あまりに僭越過ぎて言えない。 いや、むしろ、そういう気持ちで一緒になってくれたから、いろいろ私の親の面倒もよく看てくれているんだと思うと、私の方こそ感謝しなければならない。 資産家の裕福な家庭で育ち、苦労知らずの超美人よりも、容姿は人並みでいいから苦労を知り尽くし、少しくらいの貧乏も耐えてくれる人が私の理想女性だった。 私の家庭だって平均以下の経済環境だったから、そういう意味ではどちらも引け目を感ずることなく一緒になれたと私は思っていた。 しかし、「自分は結婚すら出来ない環境と思っていた」という妻の言葉には、一瞬私は驚きを隠せなかった。 そんな以前の苦労が報いられつつある現在、思いもよらぬ一言を通じて、またお互いの気持ちが新たに出来ることを幸せに思う。 感謝の気持ちをアレで表す・・・・と昨日と同じことはもう言いません(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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