カテゴリ:社会の一こま
14日に発生した岩手・宮城内陸地震の報道はまだまだ続く。
死者は10名になり、行方不明もまだ10名以上おられ、今でも懸命な捜索が続けられている。 いつも思うのであるが、被災された方々の疲労困憊の度合いが、どんどん増えること。 二次災害の起こらないことを願うのみ。 東北地方を襲った14日から2日後の今日6月16日は、44年前に発生した新潟地震の日である。 もうあれから44年という長い歳月が流れている。 でも、私はあのときの恐怖は今でも忘れることが出来ない。 当時の記録には次のように残されている。 新潟地震は昭和39年6月16日午後1時過ぎに発生。 地震の大きさはマグニチュード7.7、死者26名、被害総額は当時のお金で3千億円という大きな被害。 マグニチュード7.7は今回が7.2だからもっと大きかったことが分る。 そういうことで、今日は新潟市内の学校で避難訓練が行なわれた様子がテレビに映し出されていた。 信濃川の脇に「白山小学校」があり、地震の後先生に引率されて避難する学童の姿が「みちびきの像」として新潟県民会館前に建てられている。 だいぶ古くなってきている像であるが、前と後ろから撮影してみた。 解説には次のように こんな大災害にもかかわらず、怪我は多数ありましたが、亡くなった子供たちはいませんでした。みんな先生方のいうとおりよく避難したのです。 この子供たちの避難の様子を像にしたものが、新潟県民会館の前にある「みちびきの像」です。これは白山小学校の担任の先生と二十七名の子供たちが必死に避難する様子を像にしたものです。機会があったらぜひみてください。 昔から「備えあれば憂いなし」いいますが、「常日頃から万一に備えて準備をしておけば、何があっても心配はない。」ということです。 とにかくこれだけしょっちゅう地震の恐ろしいニュースを見せられると、否が応でも自分でも防災対策を考えないとダメになってきたような気がする。 しばらくは防災グッズの売れゆきは伸びることであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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