カテゴリ:ことわざから
この世の中には、「100%良くて、悪い所は一つもない」なんていうことはあり得ないと思う。
もしあるとしたら、「神様・仏様」という想像の領域にしか存在しなかもしれない。 私達はその中でも、出来るだけ良いと言われる比率の高い方を選んで生きている。 これこそ賢明な生き方と言えよう。 薬はからだの悪い所を直してくれるという面では私達の命を守る大事な存在。 でも、副作用というリスクもある。摂取し過ぎて今度はもっと重い別の病気になることも多い。 お酒だって、「百薬の長」と、もてはやされても、飲みすげれば二日酔い。もっと過ぎれば肝臓を害することもある。 そのバランスが大事と言えよう。 この世は利害が相半ばするとも言われている。 片方で利益利点があって儲けるひともいれば、その反面損を蒙り害を受ける可哀相なひともいる。 このように利と害が同じくらいあることを「一利一害」という。 いま格差社会が問題になっているが、この利と損の割合が広がっているところに問題がある。 もう少し平準化しないと、もっと悪い社会になってしまう恐れがあると指摘されている。 「私もっと痩せるは」と言って、無理なダイエトなど試み、かえって健康を害し、「一利百害」にならないよう注意も必要のようであります。 誰です? 年寄りの戯言は「百害あって一利なし」なんていう人は。 やっぱりこの世に「百利一害」は存在しないようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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