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2008年09月25日
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カテゴリ:社会の一こま
みなさんは「朱鷺(トキ)色」って知っておられますか?

この文字色がそうです。

これは朱鷺という鳥の色からとったものです。
トキはもともとは日本全国にいた鳥で、江戸時代には全国に生息していたましたが、乱獲や環境悪化などから激減してしました。
佐渡は国内産トキの生息地でしたが、全鳥捕獲後の人工繁殖も功を奏さず、2003年にメスの「キン」が36歳(人間の約100歳に相当)で死に、日本での野生のトキは絶えてしまいました。

今日は佐渡で中国より取り寄せ飼育されていた朱鷺がいよいよ野生復帰にむけて放鳥されました。
そのニュースがテレビでも報じられたようですが観られた方はいらっしゃいますか?

ニュースではこう報じられました。
国内産が絶滅したトキ(国の特別天然記念物、国際保護鳥)を野生復帰させるため、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターは25日、中国産から人工繁殖させたトキ10羽を同センター近くの水田地帯、同市新穂正明寺(にいぼしょうみょうじ)で初めて試験放鳥した。人間とトキが一緒に暮らせる自然環境づくりを目指す。残っていた野生の5羽を全鳥捕獲した81年以来、27年ぶりに佐渡の大空に羽を広げた。
そして、この日の放鳥式典には来賓として、秋篠宮ご夫妻、崔天凱駐日中国大使らが出席。地元で長年にわたってトキの餌場づくりや、生息の研究などに尽力した関係者、地元小学生らが、1羽ずつ入った杉製の小箱を一斉に開いてトキを放した。


とき放鳥



残念ながら、国産の朱鷺は昭和の時代に絶滅し、中国から取り寄せて長年飼育訓練されていた10羽の朱鷺が今日、27年ぶりに佐渡の大空に放たれたわけですが、果たして無事野生化して繁殖してくれるかはどうかはこれからの問題。
これが成功すれば、停滞気味の佐渡観光に弾みがつくのではと関係者は期待しているようです。
私も長年同じ県内に住んでいるとはいえ、まだ佐渡に行ったのは4~5度しかありません。
やっぱり船に乗っての渡島ですので足が遠のきます。
東京へは百回以上は行っているというのに。

新潟県はこの朱鷺に因んだ名称がいっぱいあります。
「朱鷺メッセ」は大きなイベント会場の名称。
「トキめき新潟国体」は、来年2月(冬季)と9月に新潟県で開催される国体の呼び名。
トッキキー
県の鳥・トキのつがいをモチーフに、誰にでも親しみやすい丸い体が特徴のキャラクターです。顔の赤いハートは、「トキめき」と大会に参加するみんなの熱い想い(ハート)を表現しています。
また、リズミカルな愛称の響きは、キャラクターに元気で弾む印象を与えています。

なんだか、県の紹介ブログになってしまったようですね。ゴメン!







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最終更新日  2008年09月26日 21時07分24秒
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