カテゴリ:社会の一こま
またまた放言大臣のお出ま~し。
中山成彬(なりあき)国土交通相。 放言クセのある麻生総理大臣を心配していたのに、それよりも早く内閣発足から5日目での中山大臣辞任劇になってしまった。 この記録は竹下改造内閣の長谷川峻法相の在職4日に次ぎ、戦後2番目に早い辞職だとか。 間違っても褒められた記録ではないね~ むしろ呆れてあいた口がふさがらないと言った方がピッタリだ。 確かに大臣の言ってることが全て間違っているとは思えない内容もある。 成田空港の拡張が進まなかった過程で、一部ごね得の住民もいたことは十分考えられる。 でも、権力をカサに有無を言わせず方針に従わせようとした国の責任の方がもっと大きいように思う。 日教組の組合員のなかには、「君が代」斉唱のとき起立しないで座ったままの先生もいた。 私もPTAの会長をしたことがあり、卒業式でこういう光景を見て「こういう先生が教育していて生徒は大丈夫かな」不安になった思いもある。 だから、中山大臣の言わんとすることは分らないこともない。 でも、でもですよ。 だからといって日教組攻撃で、「日教組をぶっ壊すのが私の使命」だとか「だから大分県の教育レベルが低い」だとかいろいろ言った発言内容はとんでもないことだ。 大分県民もたいそう見下されたものだ。 もしかして教育委員会のお粗末騒動事件で意気消沈し、県民からの反論も出ないのだろうか? それぞれ思っている主義主張は当然あるとしても、一大臣が立場と時と場合も弁えず、言っていいこと悪いことの判断さえ出来ないのではお粗末極まりないとしか言い様がない。 そんな人をなぜ大臣にしたのかと麻生総理の人選責任を問われることになるだろう。 このお粗末騒動で自民党の支持率は間違いなく下がるだろう。 それでなくとも組閣後の支持率が、安倍・福田内閣のときよりも低かったことに予想外という声も聞かれるのに。 これから始まる2008年度補正予算案の扱いや、衆院解散・総選挙の日程などにどう影響を与えるのか、よりいっそう政局に目が離せなくなってきたようです。 いつも言っていますが、最後の決め手は「私達有権者の1票」しかないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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