カテゴリ:社会の一こま
前日の日記に引き続き「まさか○○」を書くことになるなんて・・・・・
「81年の米ロサンゼルス銃撃事件でロス市警に逮捕された元輸入雑貨販売会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=が10日午後9時45分(日本時間11日午後1時45分)ごろ、ロス市警本部の独居房でTシャツを首に巻き、自殺を図ったのを発見された。搬送先の病院で死亡が確認された。」 彼の半生は束縛された牢獄と自由社会をいったり来たりの生活だったように思う。 「疑惑の銃弾」で世間の注目を集め、昭和の事件史の1ページに残るものであった。 結局はっきりしないまま無罪が確定し、平成の時代ではもはや世間からも忘れられていた。 しかし、2~3年前、スーパーで万引きした彼のシーンがコンビニの監視カメラに写っていて問題になったことがある。 久しぶりに見る彼は何だか老いぼれた感じが強く、わずか数千円をケチって万引きするまでに落ちぶれたのかと哀れに思ったものだった。 ところがサイパンで、この事件で執拗に追いかけていたロス市警にマンマと捕まってしまった。 まさかこのような逮捕劇は彼の想定外のことだったろう。 これまで描いていた人生計画はこれで狂ってしまったかもしれない。 そして、自殺というショッキングなシーンで最後を誇示し、この世への恨みをはらしたのかな思ったりした。 もはや事件の真実はわからないまま、この世から消え去るのだろうか。 この疑惑解明にどれだけの人が、どれだけの時間と費用を掛けて追ってきたのかと、変なところが気に掛かる。 それにしても空しさだけが残るまさかの結末でした。 取り敢えず故人に合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|