カテゴリ:ことわざから
「口には関所がない」
【訳】 人の口には(だしてはいけないものを止める)関所がない。 【解】 表面的には、口でならなにを言ってもかまわないという意味になるが、いわゆる自由なるものにかならず規律が伴うように、関所がないだけにかえって、みずから戒めて、越すべからざるところを越さぬよう、十分注意してものを言えとの教えがこもっている。 ついついうっかり口が滑ってしまい、あとで後悔することがある。 こんなときは「口は災いの門」といって戒めた。 だから「口と財布は締めるが得」と昔のひとはうまいことを言ったものだ。 でも、その言動に周りが困惑したり振り回されていることを知ってか知らずか、お構いなしに得意満面に「口は重宝」と繰り返す、懲りないお偉いさんもいるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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