カテゴリ:夫婦・恋人・人間関係
親孝行といっても、いろいろある。
なかには「親孝行 したいときには 親は居ず」と残念がる人も。 私も父はもう20年以上前に亡くしているが、母はまだ91歳でボケながら生き抜いている。 これぞといった大きな功績をあげた訳でないから、スポーツ選手のように栄えある優勝を遂げて親を喜ばすことなど出来なかった。 いや、そんなこと出来るひとは僅かであろう。 私は昔から「親にだけは心配をかけることだけは止めよう。それも親孝行の一つだ」と思っていた。 「もし、こんなことで世間の笑い者になったら絶対親は泣くだろうな」と思えば、悪事に手を染めることなどとても出来るものでなかった。 いまこの歳になり、そこそこ親を悲しませるようなことはほとんどしてこなかたことを誇りに思う。 ところが先日の新聞で、千葉県東金市の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん殺害事件で逮捕された勝木容疑者は「遺体を捨てたのは(同居している)お母さんに心配かけてはいけないと思ったから」と供述しているというふうに載っていた。 この容疑者の神経構造に疑問が残るが、こんな大きな事件を起こし、自分が犯人と分ったらお母さんはどんなに悲しむかということを想像出来なかったのだろうか。 出来たらそんなことはしないだろうとも思う。 世の中には、こんな程度の思考力しか持ち合わせていない人間がたくさんいるのかもしれない。 たまたま運良く事件にならないだけとしたら・・・・・恐ろしい。 でも、だからといって、簡単のそういう恐れのある人間を差別管理することは人権上許せない。 いい解決方法があるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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