カテゴリ:社会の一こま
連日不況ニュースのオンパレード。
暗く未来に希望が見えないようなことばかリ聞かされていると、どんどん悪い方向のことばかり連想してしまう。 果たしてこの後どういう展開が待ち受けているのだろうか。 私は思う。 こんな悪いことばかりがず~と続くはずがない。 どこかの起点で上向きに転ずるときが必ず来る。 そこまでどう耐えるかが勝負。 多くの企業はこれまで、それなりの収益を上げてきた。 なかには契約派遣社員という安い労務費が寄与していた所もある。 実際報道されている派遣労働者の数の何と多いことか。 改めて小泉内閣のとき成立した派遣労働法の改酊が大きな原因になっていることに驚く。 ところがここに来て、予想外の大不況という理由で、いとも簡単に契約打ち切り、解雇を通告している。 明日の生活を奪われて路頭に迷う労働者の姿に胸が痛む。 このツケは将来に必ず自分の首を締めるということで戻って来るような気がしてならない。 ここで多くの人が職業につけない状態になった。 これでは若者はとても結婚など出来るはずがない。 所帯をもっている家庭でも、とても子供を産めるような経済状態でないところが増える。 いまでも少子化問題が将来に及ぼす影響に暗い影を落としているのに、さらにそれに追い打ちをかけるように子供を生める環境が遠ざかる。 そして日本の数十年後の労働人口は激減間違いなし。 景気が戻って生産活動をしたくとも、それに必要な労働力はもはや確保出来ない。 止む終えず海外労働者を受け入れるしか方法がないというシナリオが待っている。 どこの企業も一斉に右へ習えでリストラに走っている。 もし、「当社はここまで蓄えた利益を還元し、従業員の雇用確保に全力を注ぎます。そのために必要な価格を上乗せさせていただきますが、ご理解とご協力をお願いします」とやったら、きっとそこのメーカー品、少しくらい他メーカー品より高くとも売り上げは伸びるのではないかと思う。 この際、思い切って名乗りを上げるメーカーが出て来ることを期待したい。 私達も、そういうメーカーを応援する機運が出てきたら、その波及効果は大きいのではないだろうか。 この案「絵に描いた餅」にだけはしたくないな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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