カテゴリ:ことわざから
アメノウズメノミコトのざれ踊りによって天の岩戸が開き、天下がふたたび明るくなったという神話に基づくこのことわざ。
(仲立ちする者が)女でなくては夜も明けないというのが本訳。 もっと分かり易く言えば、なかなか思い通りに捗らない仕事も、あまり盛り上がらない宴席も、女性の色気が1枚加わると、見違えるように活発に動き出すということを指している。 これは過去の日本文化がある意味、色欲によって動かされてきた面を皮肉って言っているようにも考えられる。 実際、男ばかりの社会では味も素っ気もない。 ところが、そこに女性が1枚加わると、途端に活気が出て来て思わぬ効果が発揮されることは、私も過去何度か体験してきている。 この世に女性は欠かせない存在だというのが男の正直な心情である。 この逆(女性ばかりの世界に男性が加わる)はどうなのか、私には分からない。 でもやっぱり同じように、心弾む気持ちが生じるのではないかなと想像するのだが、女性に皆様の感想を聞きたい。 とにかくこの世は男と女で構成されている。 封建時代は男の支配下で女性はどちらかというと抑圧されてきた面があった。 また、性の面でも男主導が当たり前のようだった。 しかし時は流れ、現代の男女平等社会がどんどん構築されてきていると、女性上位の世界もどんどん増えてきている。 神話時代は女性の方が男より偉かったともいう。 ということは、今の時代、大昔に帰りつつあるといくことになる。 そうすると、やっぱり「女ならでは夜が明けぬ」は「女ならでは世は動かぬ」ということに通じる。 すっかりアメリカ発の不況が全世界を覆い尽くしている。 この元凶は男社会が作りだした負の遺産かもしれない。 ここは女性にバトンタッチするという方法もあるが・・・まだまだこの難局面を救うのに相応しい女性リーダーは見当たらない。 我こそはという女性よ立ち上がれ! こんなこと書くと、ますます男がみすぼらしくなるから、この辺で止めよう。 男も元気を出して立とう。どことは言わぬが(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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