カテゴリ:社会の一こま
今日は「天皇誕生日」の祭日
最近激務のためか、天皇陛下の健康が心配されている。 無理をなさらず健康維持につとめていただきたいと願うのみ。 さて、今日お休み出来たのは、公務員と大きな会社勤めのサラリーマンだけかな? 学校に通う子供達は冬休みに入ったようだ。 ちなみに私はお仕事でした。 これまで祭日はサービス業に携わっているお仕事の人は忙しいはずだった。 ここに来てこの大不況。 今日みたいな日に仕事があり忙しいという人は幸せだという見方も出てきた。 社会の状況変化で、これほどまでにものの見方が変わるもかと驚くばかりである。 さて、今日は今年最後の祭日を迎えたのであるが、私達はどこまで祭日の意義を知っているであろうか。 おさらいしてみよう。 元日(1月1日)年のはじめを祝う。 成人の日(1月の第2月曜日)おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。 建国記念の日(政令で定める日)建国をしのび、国を愛する心を養う。 春分の日(春分日) 自然をたたえ、生物をいつくしむ。 昭和の日(4月29日)激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。 憲法記念日(5月3日)日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。 みどりの日(5月4日)自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。 こどもの日(5月5日)こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。 海の日(7月の第3月曜日)海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。 敬老の日(9月の第3月曜日)多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。 秋分の日(秋分日)祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。 体育の日(10月の第2月曜日)スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。 文化の日(11月3日)自由と平和を愛し、文化をすすめる。 勤労感謝の日(11月23日)勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。 天皇誕生日(12月23日)天皇の誕生日を祝う。 ざ~っと見て、オヤッと思う日がありませんでしたか? 成人の日は「みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」とある。 成人を迎える人のなかにどれほどの人が「みずから生き抜こうとする」という意識を自覚していることか?昔成人式に出た私も、そこまでは知らなかった。もう少し分かり易い言い方がないものかと思う。 次は春分の日と秋分の日。 どちらもお彼岸の中日といい、昼と夜との時間が同じ日というのが一般的な認識。 何でこの日が祭日かという人もいるかも。 彼岸には仏法の教えで「祖先を敬う」ということでお盆と同様、お墓参りなどの行事がそれぞれの家庭で行なわれていた。 ところが、春分の日が「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日で、秋分の日は「祖先をうやまう」日と別々の意味。 それじゃー、春分の日の先祖を敬う意義はなかったの? そして「子どもの日」は、こどもの成長を祝う日だけかと思ったら大違い。この日は母に感謝をする日でもあったのだ。母・子ともに祝う日であり父は別?(涙) 建国記念の日の「政令で定める日」ということであるが現在は毎年2月11日である。 もしかしたら憲法改正が行われれば記念日が変わる可能性があるということで日にちを定めていないようである。 ちなみに春分の日、秋分の日については毎年2月1日(休日の場合は最初の月曜日)に国立天文台が翌年の暦要項として官報で公表している。 平成21年は春分の日が3月20日、秋分の日が9月23日と公表されている。 それ以外に休日がある。 来年5月6日は「振り替え休日」5月3日の「憲法記念日」が日曜日と重なったからだ。 9月21日が敬老の日で翌日22日は「国民の休日」?翌日は秋分の日だから日曜日と合わせて4連休。 さっぱり休日の意義が分らない休みが増えたような気がする。 この不況で仕事を失った人にとって、休日も祭日も関係ないだろうなと思うといっそう複雑な心境になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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