カテゴリ:ことわざから
人間は天使でもなければ、獣でもない。
だが不幸なことに、人間は天使のようにふるまおうと欲しながら、まるで獣のように行動する。(パスカル『パンセ』) パスカルは、上のような名言を残している。 人間には相反する二つの人格があり、自分でコントロール出来ない悲しい習性をもっている。 その習性を知りつつ、どう自分を見直すかを我々に問いかけているようだ。 たしかに、世界の情勢を見たら一目瞭然だ。 人類の歴史は戦争の歴史そのものと言っても過言でない。 国益のため。正義のため。神の教えにもとづき・・・。 いちおう最もな理由がついている。 しかし、その下で犠牲者の何と多いことか。 目を国内に向けても同じ。 殺伐たる事件が起こる度に我々は驚くばかり。 あるときは権力闘争に没頭し、国民へ目が向かない政治が行われたり、私利私欲に走る輩が横行したりする。 でもこれに嘆いているだけで何もしなかったら、もっと悲惨な状態になる。 平和だとか幸せだとか言っても、一人一人でやれる力など限られている。 その小さな力も大勢の力に結集したとき、転換の歴史が刻まれる。 まずは足下を見つめ、我が家の平和と幸せからスタートさせよう。 そして日本を牽引してくれる立派なリーダーを選ぼう。 その立派なリーダーが不在なのが一番問題か~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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