カテゴリ:社会の一こま
まだゴールデンウイークの最中。
日本ではお盆・お正月・そしてゴールデンウイークの三つが一年で一番民族移動が多いと言われている。 そんななか、私は仕事であった。 周りの会社はどこもお休みで、普段の騒音は聞こえてこなく静かなものだ。 ただ、こちらの農家は田植えが始まり大忙しの様子。 田植え用のトラクターの走っている姿が印象的だ。 今回は、高速道路の料金がどこまででも1000円という破格の値引きとなり、どこの高速道路も渋滞で長い行列が出来ているようだ。 だから、商売のトラックの運転手は大弱りの様子だ。 土曜日いつも来ているトラックの運転手は、「本来なら今日中に静岡まで帰れるのだけど、今回はどうなることか」と迷惑顔でこぼしていた。 確かに高速料金が安くなるのだから、一般庶民にとってフトコロの負担が軽くなるのは大歓迎のはず。 いままで以上にお出かけ人口が増えたのは当然のこと。 しかしなぜか素直に喜べないのが少々気になる。 まず、環境問題である。 この未曾有の渋滞で車から発生する二酸化炭素(CO2)はどれほど増えているのだろうか? 今のところ誰もこの件に触れていないようだ。 政府は少しでもCO2を減らそうと家電の省エネ品を買うとエコポイントを付与する制度を予算に組み込んだり、エコカー購入に減税処置の予算化をとったりと、大幅な税金を投入して景気回復予算を組んでいるようだが、方や渋滞を促進している制度導入との間に、果たして矛盾は生じないのだろうか。 私は、みんなが騒ぐときはどこも混雑してストレスがたまりそうなので、そういうときの外出は極力避けることにしている。 こういうときは静かに仕事をしているのが一番良さそうだ。 貧乏人のひがみかもしれないが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|