カテゴリ:夫婦・恋人・人間関係
「似合う夫婦の鍋と蓋」と言ったら「その鍋にピッタリの蓋がある」ように、「その夫にはピッタリの妻がいる」といった意味である。
そう考えると、私は妻にピッタリ合わせた今の自分があるように思う。 なにせ妻は典型的なB型人間。 さっさと自分で決めて、「これでいくから文句言わずについて来て」的なところがある。 今から30年くらい前、車の運転免許を妻が先に取り、その後了解なしで私の申し込みを済ませ「さあ明日から自動車学校の受講だよ」と強引に従わされた。 家の建築のときも、新車の購入などのときも妻が先行して口火を切り、結局その方向で決着するケースが多かった。 私が典型的なA型人間のため、何事にも慎重で石橋を叩いてもなかなか渡れないことがある。 ところが、妻はろくに確かめもしないでさっさと渡りだす。 慌てて私が後から追いかける。 たまには大失敗して後悔することもあるが、すぐ忘れてしまい、あまり学習効果はない。 私たち夫婦は、このように正反対の性格が相乗効果を生み、なんとか大波乱もなくここまで来れた。 まかり間違えば離婚になってもおかしくないのだろうが、幸いその兆しはなくて済んだ。 きっとここまで読むと、誰しも「夫の私が妻に尻を敷かれている」と呆れ果てることだろう。 正にその通りなのだから反論はしない。 でも時には「尻に敷かれたフリをしてうまく私の誘導にハマる」ことだってあるのだから夫婦を続けられるのかもしれない。 もうここまできたら、無駄な反乱は起こさず、妻が鍋で私が蓋であり続けるつもりです。 その気になったときは、妻の鍋の上に重なればピッタリ合体出来るのだから文句はない。 えっ!何の話? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[夫婦・恋人・人間関係] カテゴリの最新記事
|
|