カテゴリ:社会の一こま
「舌」のことをは英語では”tongue"、 ロシア語では”yazyk"、トルコ語では"dil" というそうであるが、その他にそれぞれ「言葉」という意味をもっているという。
日本語でも一つのことをある人には白と言い、別の人には黒と言うなど、二人の人に矛盾した話をすることを「二枚舌を使う」などど言われてきた。 本来1枚しかない舌を器用にも2枚に使い分ける人を、世の中では「嘘つき」と称している。 今回、普天間移転先問題で鳩山政権は、日米共同文書では「辺野古」と明記することにしている。 しかし、政府の内の閣議決定では社民党の福島大臣が「辺野古」明記なら署名を拒否すると発言していることへの対応として、「辺野古」を明記しないでいくことを検討しているという。 さっそくマスコミがそれに飛びつき「2枚舌内閣」とか、「二枚舌の鳩山総理」などと叩かれている。 こんな子ども騙し(子どもでも嘘が分かる)のような浅はかな知恵で、大事な問題を処理しようとすることしか思いつかないとしたら、なんとも情けない話である。 まだこの問題は現在進行形で、最終的にどう決着するのか予想出来ないが、これを見ている国民は、ただもうあきれ果てていることを知るべきだ。 もっともそこまで空気が読めるような政権なら、こんな迷走はしていないのだろうが。 地獄の閻魔さまの前で、ポッポさんの舌を抜き始めたら4枚も舌があった。 「お前は4枚も舌を使い分けてきたのか!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <私のつぶやき> 「嘘つきは泥棒のはじまり」と小さい頃は「嘘をついてはいけない」ことを厳しく戒められてきた。 しかしだんだん、大人になってくると「嘘にもいい嘘と悪い嘘がある」などと自分の都合の良い解釈で安易に嘘をつくようになってしまう。 そういう私も正直、他人に迷惑にならない程度(自分で思っているだけ?)の嘘はついているな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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