カテゴリ:小学校
今日、長男が福祉体験を授業の一環でさせていただくということで
あるデイケアサービスの施設におじゃましてきました。 いっせいにいろんな施設に分かれていくので、引率を募っていて 私は行き帰りの引率でついていくことになりました。 間は子どもたちだけおじゃましてましたが、 最後の30分は私も中をのぞかせて頂いて。 かえるときに、おばあちゃんが「もう帰るの、さびしいねえ」と つぶやかれたのが、印象的でした。 *** 私は、こういうシーンに遭遇したとき、 なんていうか お年寄りにさびしい思いをさせている人は 悪なのか?という気持ちにかられます。 生活の中で、お年よりをあてにしないのはいけないとか 子どもや孫が顔をみせてあげないとさびしがるから 行き来してあげないと 不幸だとか そんな声がどこからともなく聞こえてくるのですが 実際はどうだろう? こうして おじゃましたことを喜んでくださるなら また来させてもらいたい そう思うけれど きっと世の中では 身内だからこそ 「ありがとう」といえなかったり 素直になれなかったりすることが元で なんとなくギクシャクしたり たまに会うから 「あえてうれしい」と思うのかもしれないし 毎日だったら お年寄りの人はどう思うかな? 逆に うっとおしくないかな? そういう 一つ一つの要求に家族がこたえていくことっていうのは できるものなのかな?どうなのかな。 家族というのは因果なものだな、などとも。 そういう いろいろを 考えてしまうのでした。 *** 時々、路上生活の人を見かけますが、よけいなことかもしれないけど どうしてここで生活されているのだろう、などとも思う。 「家族と暮らす事を選択しない」お年よりは、仕事を見つけたり 住居を確保したりできなければ、こうして路上で生きていくことを 選ばざるをえないのか? 誰かの世話になるくらいなら、そのほうが気楽なんだろうか? その気持ちも分からなくはないけれど。 路上生活者支援のNPOの代表が以前、テレビで言っていた言葉。 「一人ぼっちで、路上で死なせたくない」 ・・・本当に考えさせられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.13 17:46:53
コメント(0) | コメントを書く
[小学校] カテゴリの最新記事
|
|