まったり　Oneday

私は次年度の執行部への参加にお声をかけていただきながら

最終的にはお断わりさせていただきました。


というのも


＊近年に夫が会長をやらせていただいている

＊自分がNPOの理事としての役割がある

＊その他いろいろ

ということで、実際は「自分の容量を越える仕事が、最終的に

皆さんにご迷惑をかけてしまう」という言い方をしましたが、

でもそういうことと判断をしたのです。



学校で、Pの方に会うと

「キスケさん、断ったんだって～？NPO○このてが忙しいからって？」

と何人かに言われました。

実は私はそういわれるのはとっても不本意で、

「何かが忙しい、なんて皆一緒だから、そういうことじゃないよ。

自分の中で、やれる範囲を越えることだから難しいんだよ」

と言いますが、きっと分かってもらえてないかもしれませんね。


＊＊＊

実は、私の関わるNPOは、以前託児グループとして活動していた経緯が

あります。その頃のねこのてを（うっすら）知っている人の中には

その後

１　ＮＰＯ法人になった

２　パチンコ業者と協働している

という経過についてこれらを良く思わない人もいるというのを感じるのです。

もちろん、活動の趣旨などをよく理解もせず、そういったボランティアがあるんだって、

で、今はこうなったんだって、という上っ面の話だけ知っている人も含めて。


で、

イコール　そこで活動している人に対して、何を思う？という部分

も、感じ取っていたりして。


私が今年、PTA活動をさせてもらう決意をしたのは、

「ＮＰＯが忙しいからＰＴＡはできない、っていうのは

ＮＰＯの為にもならない」と思ったからです。



でも結果は、どうだったでしょうか。


＊＊＊

「キスケさんって、はきはきモノを言えるし、皆を引っ張ってくれたし

そういう人だから部長を引き受けられるんだよね」（だからいいけど

普通はそういうことはひきうけづらいよね）


ということをお聞きしました。


もともとの私の性分として、人前でちゃんと話せるとか、

皆にモノを頼む、とか　そういうことは苦手です。

でもちょっと、皆がためらっているなら前に出てしまうほうでした。

（自分勝手に意見を言ったり、文句を言うことはする人でした）


私がＮＰＯ活動に関わるようになって、もともと、皆がＮＯという

ところ、前に出てしまうというところから

役を引き受けたことがあります。当時の託児グループの代表でした。

６，７人のスタッフと共に１００人ほどのグループでした。


年間、２００ほどの託児依頼を受け、まわしていくのです。


受けてから思ったのは、いくら自分が一生懸命だったとしても

それが必ずしも報われるわけではないということでした。

皆、それぞれ意見が違う。献身的な人もいれば、自己中的な人もいる。


ガンガン、自分が思いや意思をぶつけるだけでもダメ。

空回り。私に共感し協力してくれる、というよりは

「あの人、一人でムキになって」と思った人が多かったと思います。

決して評判はよくなかった。



会長から２年後にＮＰＯ法人化になりました。私は、それを検討する

年度の会長ということで、一緒に検討のメンバーになりました。そのときも

いろんな人からの意見（反対）などもあり、会としては大きな山でした。



「何が正しいのか」「何のために何をするのか」「どうしてこういう意見がでるのか」

考えても答えが出ないこともありました。

だって、誰にとっても都合のいい会なんてあり得ないのですから。

そして、絶対的な正解なんてないのだろうから。


色んなことを言う人がいても、グループ、組織とは

一定のルールも必要。皆にいい顔していては　すすまないこともある。

一見悪者と見えても、それを承知で

何かを行なう人も必要。じゃあ、私、悪者になってもぜんぜんいいよ。

産みの苦しみはつきもの。



みんなで、そういう思いをしてきました。


そんな中で、

何かをガンガンやるだけじゃなくて、一人一人の生活や

ペースや、思いが違うことを認め合う。

でもできるところで、できることをやる、気持ちが大事だよね。

それで、皆の目指す最終目的を達成することができるんだよ。

そういうことも学びました。


自分が託児に入る傍ら、ある日はその会場で行なわれている女性会館の

セミナーにも参加しました。

コミュニケーション。自己表現。私の苦手とする部分。何を

どうすればいいんだろう？

自分が困っていたから、学びたい気持ちが強かったです。



今もまだまだだけれど、

とりあえずは　自分の要求だけで突っ走ったり、

周囲の人の事情をまるで無視する、以前の自分からは

変わったと思います。


「あなたはいいよね」と言われても、人にはそれぞれ、そこに

いたるまでいろいろあると思います。

もちろん「いいよね」と言っている、あなたにも＾＾